書評・映画評書評:渡邉美樹(2009)『「戦う組織」の作り方』PHPビジネス新書(★★★) 改訂版 高杉良氏の『青年社長』を読んで以来の渡邉ファンである。言うまでもなく、主人公の青年社長は、若かりし頃の渡邉美樹である。株式公開を果たす前から、ワタミ(旧フードサービス)の事業はずっと注視してきた。経営者にとって、社会から見られるイメージは大...2009.08.04書評・映画評
書評・映画評短評:石井淳蔵他(2009)『ビジネス三國志』プレジデント社(★★★)(『経営情報』書評欄:2009年8月号) 評者の父・小川久の書棚には、吉川英治の『三国志』(吉川英治文庫)の全巻が納まっていた。蜀の軍師・諸葛孔明の知恵に感服した父は、「孔明」から一字を租借して、長男のわたしに「孔輔」という名前を与えた。「輔」は、輔弼(アシスト)の意味である。孔明...2009.06.30書評・映画評
書評・映画評書評: 中谷巌(2008)『資本主義はなぜ自壊したのか』、 首藤明敏(2009)『ぶれない経営:ブランドを育てた8人のトップが語る』(『経営情報』2009年6月号) 今月から毎号、日本リテイリングセンター発行の『経営情報』に、書評を二点づつ掲載することになった。第1回目は、以下の二冊(中谷、首藤)をとりあげることにした。次号以降は、渥美先生からの依頼された1冊、わたしの選書を一冊とするつもりでいる。たぶ...2009.05.10書評・映画評
書評・映画評<コラム18-2> 解釈的アプローチと消費文化理論の発展 昨日HPにアップした第18章「ポストモダンの消費者行動論」をご覧になった同僚の木村純子先生より、専門家として内容に関してのコメントをいただいた。その際、彼女の近刊・書評(ラスベルク編)がメールに添付してあった。さっそくではあるが、ちゃっかり...2009.04.08書評・映画評
書評・映画評JFMA事務所引越し(本日)+連続書評シリーズ(@JRC経営情報)がスタート 本日、JFMAとMPSジャパンの事務所が法政大学大学院(新一口坂校舎)から新しい場所、千代田区4番町に引っ越します。市ヶ谷駅から4分。日テレ通りから少し入ったところです。より便利なロケーションにの移動です。電話番号、ファックス番号は変わりま...2009.03.18書評・映画評
書評・映画評パタゴニア創業経営者、イヴォン・シュイナード『社員をサーフィンに行かせよう』(★★★★★) わたしのゼミに入ると、こなすべき義務がたくさん生じる。課題がやたら多いのが特長である。入ゼミ試験の倍率が、昔に比べて最近は低くなったと聞いているが、その理由の一つが「注文の多い料理屋さん」にあるらしい。2007.12.06書評・映画評
書評・映画評書評: 浅羽茂・須藤美和『企業戦略を考える』日本経済新聞社(★★★★) 継続的に新著を献本していただける研究者仲間に、学習院大学(経済学部)の浅羽先生がいる。東大経済学部の後輩で、専門は企業戦略論である。2007.10.02書評・映画評
書評・映画評ザルトマン『心脳マーケティング』ダイヤモンド社:新しい納得できる理論ではあるが、調査法は疑ってみた方がよろしいのでは?(★★★) 当初すばらしいと感じて読み進んだけれど、終わってみれば「ちょっとがっくり」という本もある。 ザルトマン(2005)『心脳マーケティング』ダイヤモンド社、はそんな本の一つであった。2005.05.02書評・映画評
書評・映画評中国経済論2冊:関志雄『共存共栄の日中経済』(★★★★★)、関満博『「現場」学者中国を行く』(★★★★★) 土曜から日曜にかけて、最近出版された「中国経済・経営本」を2冊読んだ。自著(仮:中国市場が日本を変える、日本経済新聞社)を執筆中なので、とても参考になった。2005.03.07書評・映画評