ライブラリー

書評・映画評

【新刊紹介】平川大計(2025)『逆転の”最弱商材”、豆腐屋のブランディグ』幻冬舎(★★★★★)

10日ほど前に、一通のメールをいただいた。送信者は、遙山俊寛(はるやま としひろ)さん。インスタなどのフォロワーさんで、これまで拙著を何冊か読んでいただいている。住職さんで、お寺は、佐賀県高雄市にある曹洞宗紫雲山永林寺。第25代目のご住職で...
書評・映画評

【新刊紹介】安藤徳隆+武居智久(2025)『日清食品をぶっつぶせ:自ら創造し、自ら破壊せよ』日経BP社(★★★★+★)

日清食品の創業家3代目、安藤徳隆氏の初めての書籍になる。徳隆氏は、1977年の生まれで、今年48歳。創業家が事業承継するタイミングは、いまは30代後半から40代前半だから、38歳の社長就任は脂が乗り切っていた年齢である。  現在は日清食品ホ...
書評・映画評

【新刊紹介】ジャッキー・ビギンズ著/夏間大訳(2025)『人間には12の感覚がある:動物に学ぶセンス・オブ・ワンダー』文藝春秋(★★★★★)

こんなおもしろい本が、世の中にあったのか! 先々週の土曜日に、『日本経済新聞』の書評欄で見つけた本だった。人間には、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の5感があることは知られている。これに直感をプラスして「第6感」と分類することもある。しかし、ア...
書評・映画評

【自著の紹介】毎日新聞「ブックウオッチング」(2025年7月29日)、拙著『ローソン』(PHP研究所、2025年)

少し前のことになる。ブログに投稿することを忘れていた新聞記事あった。『毎日新聞』の「ブックウオッチング」(書籍の紹介・書評欄)で、拙著『ローソン』(PHP研究所)が取り上げられていた。ローソン広報部長の楯さんから、その日に知らされていた有料...
Research & Reports

【寄稿文】「ローソン竹増改革と『コンビニ3.0』の発見」『DIY会報』(2025年夏号)

年に2回(新年号と夏号)、『DIY会報』に5千字ほどの論考を連載している。今回は、4月に刊行した『ローソン』(PHP研究所、2025年)を上梓した後に着想した「コンビニ3.0」という概念と、それを発見したローソン竹増貞信社長の改革についてま...
書評・映画評

【書評】岩尾俊兵(2023)『日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか』光文社新書(★★★)

本書は、2日前に光文社の編集者の方から、神田小川町のオフィスで手渡していただいた著作である。若い著者の名前を種々のメディアで見かけていたので、専門分野は異なるが期待して読んでみた。本日は日曜日。一件の外出がキャンセルになったので、午後の3時...
Day Watch

【企画書】「農業大変革元年:小売業に遅れること50年」(久松さんの著書、インタビューメモ)

標記のテーマで、本日(7月4日)午後15時半から、久松さん他と対談することになっている。場所は、神田小川町の「オフィスわん」。この間、zoomでの予備面談(3人と)とメールのやり取り(久松さんと)があった。そして、10日ほど前に、久松さんか...
Research & Reports

【掲載記事】「『ローソン』著者インタビュー(前編)」Japan Innovation Review(2025年6月)

拙著『ローソン』の著者インタビューが、JBPressに掲載されています。前後編で2回に分けて、紹介されています。今回は、前編です。 ■タイトル コロナ明けの2023年度に過去最高業績を記録、「不可能」と思われた目標達成を成し遂げたローソンの...
Research & Reports

【インタビュー記事】「コンビニ業界の常識に反する施策を成功に導いた「社風」」『プレジデント』(2025年7月18日号)

経営者向けの雑誌『プレジデント』(2025年6月末発売)で、拙著『ローソン』(PHP研究所)刊行直後にインタビューを受けました。「著者インタビュー」というコーナーです。わたしのプロフィール(経営学者、法政大学名誉教授)も紹介されていました。...
Research & Reports

【研修ツアー報告書】「JFMA韓国研修ツアーレポート2025」(6月24日~27日)

「JFMA韓国研修ツアーレポート2025」(6月24日~27日)   V2:2025年6月28日  文・小川孔輔(JFMA会長)   0 はじめに  このレポートは、研修ツアー中にわたしが手書きでメモしたものを、一部ですが文章化したものです...