書評・映画評

書評・映画評

【書評】岩崎達也・大方優子・津村将章編著(2026)『アニメ聖地巡礼と地域マネジメント』晃洋書房(★★★★)

本書は、評者の元大学院生で、日テレのディレクターから研究者に転じた岩崎達也氏と研究者2名(大方優子氏、津村将章氏)による共同研究の成果である。消費者行動の枠組み、とりわけ「高関与消費概念」を用いて、アニメ聖地巡礼の行動を分析したモノグラムで...
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【書評】橋本忍(2010)『複眼の映像:私と黒澤明』文春文庫(★★★★★)

本書を手にすることになったきっかけは、1か月前の『日本経済新聞』の書評欄だった。迂闊にも、日本でもっとも有名な映画監督の名前(黒澤明)は知っていても、日本で最も著名なシナリオライターの名前(橋本忍)は知らなかった。その人物が書いた自伝には、...
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【良書紹介】山本甲士(2020)『ひなたストア』小学館文庫(★★★★★)

仕事に行き詰ったとき、わたしには逃げ道として用意してある活動が二つある。ひとつ目は、玄関ポーチの花苗の手入れをすること。あるいは、いま終えたばかりなのだが、庭の植物に散水することである。二番目は、ごくライトな小説を読むことだ。  本書、山本...
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【新刊紹介・書評】菅家博昭(2026)『草花つくりで稼ぐコツ』農文協(★★★★+★)

福島県昭和村の花農家、菅家博昭さん(JFMA理事、65歳)から、発売前の『草花つくりで稼ぐコツ』が届いた。4月16日には、全国の大手書店にお目見えすることになる。  菅家さんからは、事前に「もくじ」のファイルをいただいていた。『JFMAニュ...
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【新刊紹介・書評】モンディ・ライマン/塩崎香織訳(2026)『脳の中の免疫、免疫の中の心』みすず書房(★★★★)

わたし自身が市民ランナーであることから、本書に書かれている脳(心)と免疫システム(+腸内細菌)の相互作用についての発見は、日常生活での体験からほぼ予想がついていた。  走ることの効用は、免疫力が高まることである。44歳で走り始めてから、重度...
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【新刊紹介】岩田彰一郎(2026)『起業家になる前に知っておいてほしいこと』PHP研究所(★★★★★)

2019年の秋ごろのことだったと思う。関西出張から東京に戻る途中、新大阪駅で在来線から新幹線に乗り換えようとしていた。改札口を通って前を見ると、コンコースを急ぎ足でこちらに向かって歩いてくる男性を見かけた。アスクルの岩田彰一郎社長だった。 ...
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【新刊紹介、もくじ】菅家博昭(2026)『草花つくりで稼ぐコツ』(農文協)

4月16日発売の菅家さんの本『草花つくりで稼ぐコツ』の”もくじ”が送られてきた。定価2200円(税込)で、A5版カラー112頁。菅家さんは、福島県会津地方の昭和村で、カスミソウと草花類を栽培している。いまやこの分野では指導者的な存在である。...
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【感動の良書紹介】はらだみずき(2017)『海が見える家』小学館文庫(★★★★★)

本書は、金井進一(寿司ダイニングすすむのオーナー)さんから薦められて読んだ本である。数日前のことになる。金井さんとのメールのやり取りで、本のことが話題になった。彼が「トイレやお風呂でも本を読んでいます」というくらいの本好きだと知って驚いた。...
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【書評】ゾーイ・シュランガー/岩崎晋也訳『記憶するチューリップ、譲り合うヒマワリ:植物行動学』早川書店(★★★★★)

原題は、'The Light Eaters: How the Unseen World of Plant Intelligence Offers a New Understanding of Life on Earth' 。植物の特性である...
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【新刊紹介】三浦俊彦・犬養知徳・西原彰宏(2025)『デジタル・マーケティング戦略』有斐閣(★★★★)

本書は、「デジタル・マーケティング」を包括的に取り扱った”本邦で初めて”のテキストである。同様な優れた試みに、西川英彦・渋谷覚編著(2019)『1からのデジタル・マーケティング』(碩学舎)がある。西川・渋谷の教科書から6年間で、取り上げてい...