書評・映画評【新刊紹介】平川大計(2025)『逆転の”最弱商材”、豆腐屋のブランディグ』幻冬舎(★★★★★) 10日ほど前に、一通のメールをいただいた。送信者は、遙山俊寛(はるやま としひろ)さん。インスタなどのフォロワーさんで、これまで拙著を何冊か読んでいただいている。住職さんで、お寺は、佐賀県高雄市にある曹洞宗紫雲山永林寺。第25代目のご住職で...2025.09.11書評・映画評
書評・映画評【新刊紹介】安藤徳隆+武居智久(2025)『日清食品をぶっつぶせ:自ら創造し、自ら破壊せよ』日経BP社(★★★★+★) 日清食品の創業家3代目、安藤徳隆氏の初めての書籍になる。徳隆氏は、1977年の生まれで、今年48歳。創業家が事業承継するタイミングは、いまは30代後半から40代前半だから、38歳の社長就任は脂が乗り切っていた年齢である。 現在は日清食品ホ...2025.09.07書評・映画評
書評・映画評【新刊紹介】ジャッキー・ビギンズ著/夏間大訳(2025)『人間には12の感覚がある:動物に学ぶセンス・オブ・ワンダー』文藝春秋(★★★★★) こんなおもしろい本が、世の中にあったのか! 先々週の土曜日に、『日本経済新聞』の書評欄で見つけた本だった。人間には、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の5感があることは知られている。これに直感をプラスして「第6感」と分類することもある。しかし、ア...2025.09.02書評・映画評
書評・映画評【自著の紹介】毎日新聞「ブックウオッチング」(2025年7月29日)、拙著『ローソン』(PHP研究所、2025年) 少し前のことになる。ブログに投稿することを忘れていた新聞記事あった。『毎日新聞』の「ブックウオッチング」(書籍の紹介・書評欄)で、拙著『ローソン』(PHP研究所)が取り上げられていた。ローソン広報部長の楯さんから、その日に知らされていた有料...2025.08.22書評・映画評
書評・映画評【書評】岩尾俊兵(2023)『日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか』光文社新書(★★★) 本書は、2日前に光文社の編集者の方から、神田小川町のオフィスで手渡していただいた著作である。若い著者の名前を種々のメディアで見かけていたので、専門分野は異なるが期待して読んでみた。本日は日曜日。一件の外出がキャンセルになったので、午後の3時...2025.07.06書評・映画評
書評・映画評【書籍紹介】宮島敏郎(2024)『小説 イタリア軒物語』ウイネット出版(星雲社) 実話に基づく創作的な作品。著者は元新潟放送局社員で、現在は小説家・大学教授の宮島敏郎氏(事業構想大学大学院)。この本を紹介したのは、本書の刊行を支援している「NSGグループ」(教育産業を中心とした新潟ローカルのコングロマリット)の創業者で、...2025.06.01書評・映画評
書評・映画評【書評】園田隆盛、M.A.アティック著/中村仁也監修『データエンジニア』共立出版(★★★★) 学会仲間の中村仁也さんから、ご本人が監修した書籍を贈っていただいていた。2月の下旬のことである。中村さんは、日本マーケティング・サイエンス学会の研究部会「土葉会」(豊田裕貴・法政大学大学院教授)のメンバーである。ご自分で会社「ゴーガ」を経営...2025.05.28書評・映画評
書評・映画評【良書紹介】高田裕美(2023)『奇跡のフォント』時事通信社(★★★★★) 本書の初っ端(はしがき)から、驚きの事実を知ることになった。教科書が読めない(文字を正しく、疲れずに読めない)子供たちが5~8%程度、例えば、35人学級だとクラスに2~3人はいるという事実である。 専門用語では、「ディスクレシア」(発達性...2025.04.27書評・映画評
書評・映画評【新刊紹介】田川伊吹(2025)『宮司の経営』クロスメディア・パブリッシング(★★★★) 3日前のこと。本書の表紙画像が、わたしのスマホ画面に忽然と現れた。近頃は、こんなことがしばしば起こる。大量の個人データベースがグーグルやヤフーに格納されるらしく、AIという名の大規模データベースから、わたしたちの検索文字の傾向などを解析して...2025.04.15書評・映画評
Day Watch【新刊紹介】会計学は、学生時代の「トラウマ科目」(辻山栄子編著(2025)『財務会計』中央経済社) 大学院の大先輩、早稲田大学名誉教授の辻山栄子さんから、500頁を超す大著が送られてきた。献本用の包みの封を切ると、小包から飛び出してきたのは「財務会計」のテキストブックだった。学部時代に、専門科目で唯一「C」評価をもらったのが「会計学」であ...2025.02.09Day Watch書評・映画評