【自著の紹介】毎日新聞「ブックウオッチング」(2025年7月29日)、拙著『ローソン』(PHP研究所、2025年)

 少し前のことになる。ブログに投稿することを忘れていた新聞記事あった。『毎日新聞』の「ブックウオッチング」(書籍の紹介・書評欄)で、拙著『ローソン』(PHP研究所)が取り上げられていた。ローソン広報部長の楯さんから、その日に知らされていた有料記事である。
 

「この1冊 通底する「お客様」愛」(本・書評)
 朝刊特集面、毎日新聞(2025/7/29 東京朝刊)
 
【毎日新聞】この1冊:通底する「お客様」愛
 「ローソンが稚内に進出」。2023年8月、このニュースに驚いた。日本最北の街で需要はあるのだろうかと。その考えは杞憂(きゆう)に終わった。当日多くの人が店舗に並んでいる姿が放送された。それを見て、少し驚いたことを覚えている。今年はローソ創業50周年で稚内オープン2周年。小川孔輔著「ローソン」(PHP研究所)を読んだ。
 稚内出店は長い時間をかけて流通の問題などをクリアして実現したことがわかった 。独自商品を店頭に並べたり、オンライン端末「Loppi(ロッピー)」や現金自動受払機(ATM)を設置したりするのは、長年の悲願。出店に関わった人たちの「地元の人のために」という思いの強さが伝わり、こちらも温かい気持ちになった。
 この話以外にも「未完の社会実験」「地域の生活文化を守る」など、気になる章が多々あったが、全ての章に共通するのは、「お客様」への愛だと思った。(げ)

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