連載(JFMAニュース)

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「花の栽培は人工的にコントロールすべきか?自然に任せるべきか?」『JFMAニュース』(2021年7月20日号)

7月14日の個人ブログで、「人工と自然、野菜の栽培はどちらに向かうのか?」というテーマを取り上げた。野菜と花きは、可食性の違いだけで姉妹の植物である。農家を承継した花の生産者は、ご両親が野菜やコメを生産している場合が多い。
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「小売サービス業のDX戦略:効果的な顧客対応とオペレーション効率の改善」『JFMAニュース』(2021年6月20日号)

JFMAの会員総会後の「お花屋さん活性化セミナー」などで、最近は意識して「企業のDX戦略」(デジタル・トランスフォーメーション)をテーマに取り上げさせていただいている。最近のJFMAアフタヌーンセミナー(3月9日)や大学院の授業内講演(6月...
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「母の日の伝統回帰:新規顧客には赤いカーネーション」『JFMAニュース』(2021年5月20日号)

2021年の母の日は、連休が明けてすぐの日曜日(5月9日)になった。連休明けの母の日は、これまでの経験から売り上げが芳しくないと言われてきた。ゴールデンウイークの直後はお金と時間を使い果たして、花に対する購買意欲が低下するとの理由づけがなさ...
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「ビジネスモデルの大転換:花業界の場合」『JFMAニュース』(2021年4月20日号)

コロナ禍で環境適応に成功をしている企業の事例を、『創造の架け橋』(2021年3月号、5月号)という雑誌に書かせていただいた。従来のビジネスモデルを根本から変えようとしている企業群の紹介である。
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「花や植物の表記法:意外と知られていない?表記ルール」『JFMAニュース』(2021年3月20日号)

この原稿を書いている前日(3月14日)、気象庁から「東京でサクラ開花」の宣言が出された。昨年もサクラの開花は同じ日で、気象庁が昭和28年に統計を取り始めてから二年連続で、最も早いサクラの開花日になった。暖冬の影響なのか、年々サクラの開花日が...
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「市場の窓」『JFMAニュース』(2021年2月20日号)

今回の巻頭言は、「市場の窓」というテーマで書かせていただいた。カインズの土屋会長から許諾をいただいての掲載になる。"market window"とは、環境変化でごく短期間だけ到来する市場機会(絶好のチャンス)のことを指す。30年ほど前に、忘...
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「脱・鎖国のすすめ」『JFMAニュース』(2021年1月20日号)

少し前の巻頭言で、「続・鎖国のすすめ」(2019年9月号)というコラムを書かせていただいた。イギリスで国産の花が求められ始めていることを紹介した記事である。ユニオンジャックのラベルがついたスリーブを、テスコなど、英国の小売りチェーンの店頭で...
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「となりのカインズさんから出演依頼」『JFMAニュース』(2020年12月20日号)

先月、突然のことになるが、ホームセンターのカインズからインタビューの依頼が来た。今年6月からオープンしたばかりの同社のWEBメディア「となりのカインズさん」()に、JFMAのことを紹介したいとの申し出だった。
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「2年目の静かな奮闘:フローラルイノベーション2020の会場から」『JFMAニュース』(2020年11月20日号)

「フローラルイノベーション2020」を振り返ってみたいと思います。今年で2回目になる展示会の開催期間は、11月11日からの3日間でした。コロナ感染の拡大で開催そのものが危ぶまれていました。そんな中で、展示会への出展を決断してくださった会員企...
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「小さくて丸い花器」『JFMAニュース』(2020年10月20日号)

コロナ禍で葬儀やブライダル、パーティー用の業務需要が減って、切り花や鉢物を日常使いするホームユースが増えている。その結果、短い茎の小ぶりな花や植物に対する引き合いが強くなっている。花の規格の見直しが始まり、市場構造が変わりつつあると関係者か...