書評・映画評書評: 原田保・三浦俊彦編著(2011)『地域ブランドのコンテキストデザイン』同文館出版(★★★) 先週から読んでいる地域ブランド本のうち、最初の一冊である。著者の三浦さんからは、しばしばご著書を送っていただく。一昨年は、国際マーケティングの著書が、拙著『マーケティング入門』とほぼ同時期に出版された。今回も、本書が『しまむらとヤオコー』と...2011.05.24書評・映画評
書評・映画評書籍紹介:神田正(2009)『熱烈中華食堂 日高屋』開発社(★★★★) 日高屋の大宮オフィスで、1時間半のインタビューが終わった。午後3時。気持ちのよい取材だった。ラーメンチェーン「ハイデイ日高」の創業者、神田正会長から、東証一部上場(2006年)の後に執筆された著書をいただいた。書名の『熱烈中華食堂 日高屋』...2011.04.14書評・映画評
書評・映画評書評: 前川洋一郎・末包厚喜(2011)『老舗学の教科書』同友館(★★★) 老舗の経営に関しては、日本ではじめての包括的なテキストである。老舗がなぜ長い間、生き残ってきたのか。その特徴を解説した本である。老舗の商売が、現代的に意味のあるものなのか。読者もわたしも、そのつもりで本書を読み始めるだろう。2011.03.09書評・映画評
書評・映画評書評: ジョシュ・オザースキー/市川恵里訳(2010)『ハンバーガーの世紀』河出書房新社(★★★★) 先月、ゼミの学生たちの感想文の対象になった本である。原著“The Hamburger”は、2008年の刊行。学生たちは、自分の食(職)の体験として、この課題図書を読んでいた。「食」とは、自らの食生活で、「職」とは、アルバイトなどを通した職業...2010.12.30書評・映画評
書評・映画評推薦図書: 安井孝(2010)『地産地消と学校給食(有機農業選書)』コモンズ(★★★★) 先月、法政大学地域研究センターから、「第8回地域政策研究賞(イノベーティブ・ポリシー賞)」の選考委員を仰せつかった。最終選考に残った書籍(実践)のひとつを論評するしごとである。応募作品は、『地産地消と学校給食 ― 有機農業と食育のまちづくり...2010.12.19書評・映画評
書評・映画評新刊紹介:大久保恒夫(2010)『実行力100%の会社をつくる!』日本経済新聞出版社(★★★★) 安売りをしない大久保さんだけに、本の定価は1600円と「成城石井価格」である。ハードカバーで高いぞ(笑)。帰りの電車の中で、ざっと読んだ。講演を何度か聴いているので、だいたいの筋道はわかっている。同じ日に、ご一緒に講演をしたこともある。2010.10.09書評・映画評
書評・映画評書籍紹介: 高田朝子(2010)『人脈のできる人:ひとは誰のために「一肌ぬぐ」のか?』慶應義塾大学出版会 同僚の高田先生のご本である。まずもって、タイトルがキャッチーである。人脈の本はこれまで聞いたことがない。わたしも、何度もひとから「一肌ぬいでもらった」ことがある。だから、脱いでもらう要件をこれからチェックしてみるつもりだ。中身をまだ読んでい...2010.08.19書評・映画評
書評・映画評書評:長谷川博和(2010)『ベンチャーマネジメント(事業創造)入門』日本経済新聞出版社(★★★★) 日本経済新聞出版社のマネジメントシリーズに新刊がまた一冊、追加された。シリーズはいま8冊になった。あと二冊で二桁になる。書店で、シリーズとして棚をとりやすくなったのではないか。2010.07.28書評・映画評
書評・映画評書評紹介: The Case Study Handbook (Harvard Business School Press), by William Ellet、2007 めずらしく英語の本を紹介する。大学院の青柳君からの要請で、ビジネスで事例の書き方を紹介した本がないかを問われたからだ。2007年に、ハーバードビジネススクールのエレット先生が書いたのを思い出した。いまさらながらだが、簡単に紹介してみる。2010.07.19書評・映画評
書評・映画評書籍紹介: 藤田尚弓(2010)『「悪女」の仕事術』ダイヤモンド社(★★★+★) 先々週、研究室に来ていただいた藤田尚弓さん(㈱アップウェブ代表取締役)の著書を取り寄せてもらった。研究室でご本を開いて、そのまま帰りの電車の中で読ませていただいた。感想:「(期待した)「悪女」の話なんかどこにも出てないじゃないですか!」。男...2010.07.02書評・映画評