アーカイブ

小川町経営風土記

第18回「ヤオコー、近代化に動き始める」『チェーンストアエイジ』2009年6月1日号

(前号までのあらすじ) マルエツでの修業を終えた川野幸夫(現、ヤオコー会長)は、小川町に戻って母親のトモを助けて働き始めた。幸夫が帰郷した年(昭和44年)、ヤオコーは小川と嵐山の2店舗で年商2億6000万円。トモ(当時、53歳)が育てた女性...
値段のひみつ

「キャラクタービジネスの秘密」『Big Tomorrow』連載第11回(2009年7月号)

キティちゃん、ドラえもん…をつけると、どれだけ売れるのか? 文房具から食玩、パチンコ台にいたるまで、いまやあらゆる商品にキャラクターがついている。キャラクターをつければ使用料が発生するが、はたして採算は取れているのだろうか?
小川町経営風土記

第17 回「縁もゆかりもある両家」『チェーンストアエイジ』2009年5月15日号

(前号までのあらすじ)  昭和50年、しまむらは、立地調査にセスナを利用して、本格的にチェーン展開をはじめていた。一方、八百屋からスーパーマーケットに転換したヤオコーは、3度の改装を経てその後も順調に成長していた。川野トモ(昭和45年当時、...
値段のひみつ

「ミュージックCDの秘密」『Big Tomorrow』連載第10回(2009年6 月号)

好きなアーティストの曲は、パソコンでダウンロードするより、やはりCDを買って聴きたい。では、売る側にとって音楽配信とCDはどっちが儲かるのか?音楽業界の印税の仕組みを探った!
小川町経営風土記

第16 回「上空から立地を検証」『チェーンストアエイジ』2009年5月1日号

(前回までのあらすじ) 4年ぶりの新店となる7号店(児玉店)と8号店(境店)を開店するにあたり、しまむらの島村恒俊社長は、知り合いの大西勇一氏(タテバヤシ・エアロクラブ社主)が所有しているセスナをチャーターした。上空から新店の立地を調査確認...
小川町経営風土記

第15 回「セスナ操縦を夢見て『チェーンストアエイジ』2009年4月15日号

(前号までのあらすじ) 東松山駅前への出店後、大手量販店との激突でしまむらの経営は厳しい状態にあった。昭和47年以降は、チェーン展開が一時的に頓挫していた。しかし、廣瀬や藤原らの優秀な大卒社員で力を蓄えたしまむらは、昭和51年に4年ぶりで新...
小川町経営風土記

第14 回「はじめての支払い繰り延べ」『チェーンストアエイジ』2009年4月1日号

(前号までのあらすじ) 昭和45年春、食品スーパーのマミーマートと組んで、しまむらは東松山駅前ショッピングセンター(SC、1F:食品450坪、2F:衣料品450坪、3F:ボーリング場)をオープンした。共同でSC開発運営会社を設立、小川信用金...
値段のひみつ

「中古車ビジネスの秘密」『Big Tomorrow』連載第9回(2009年5月号)

いまや携帯電話で気軽に見積もりが取れる中古車買い取り。少しでも高く売って安く買いたいが、そもそも中古車の値段はどうやって決まる?その舞台裏を探った!
小川町経営風土記

第13 回「大卒社員に仕事を任せる」『チェーンストアエイジ』2009年3月15日号

(前号までのあらすじ)  昭和43年の春、チェーン化を推進したい島村恒俊オーナーと考え方が相容れなかった9人の男子社員が、しまむらを一斉に退社した。女性店長第一号となった伊藤孝子ら、残された社員とともに、恒俊は多店舗展開に向けて大卒社員の募...
小川町経営風土記

第12 回「しまむら、男子従業員9人、一斉退社事件」『チェーンストアエイジ』2009年3月1日号

(前号までのあらすじ)  川野トモ(ヤオコー元名誉会長)が店舗を改装して本格的なスーパーマーケット作りを目指したころ、長男の幸夫(現ヤオコー会長)は東大に入学して流通の勉強を始めた。一方、再び、舞台はしまむらに戻る。昭和42年の暮れに、島村...