ライブラリー

Research & Reports

【寄稿論文】小川孔輔「ホームセンターのDX戦略を考える」『DIY協会報』(2021年夏号)掲載

10年ほど前から、『DIY協会報』に寄稿している記事論文(年2回)を転載する。今回は、「ホームセンターのDX戦略を考える」というテーマで書いてみた。カインズの土屋会長にお願いして、池照氏(デジタル戦略本部長)を紹介していただいた。本稿は、池...
Research & Reports

【特別寄稿】拙稿「新型コロナ 業界の今後」『花き園芸新聞』(2021年8月15日、掲載)

『花き園芸新聞』から「コロナ後の花業界」という寄稿文を依頼された。本来は、8月1日に掲載する予定で、すでに書き終えていた文章がった。ところが、他の寄稿者と時間的に合わず。8月15日の掲載はわたしの単独寄稿になった。新聞の一面に掲載されたよう...
書評・映画評

【新刊紹介】岩崎達也(2021)『街角のイノベーター:なぜ、人は挑むのか』下町書房

大きな会社の劇的なイノベーションを扱うのが、イノベーション論の常道である。ところが、本書では、ビッグな組織イノベーションではなく、人間の個性的な生き方と働き方のイノベーションが取り上げられている。著者は、大学院でゼミ生だった岩崎達也教授。博...
書評・映画評

【新刊紹介】神山泉・フードビス編集部(2020)『外食はやっぱり楽しい:先人たち13人の言葉』FB出版

外食産業の巨人たち13人のインタビュー記事。読んでいる途中で気が付いたのだが、各氏の登場が年齢順になっている!めずらしい編集方針。トップバッターが、がんこフードサービス創業者の小嶋淳司会長で昭和10年(1935年)。しんがりが、ワタミ会長の...
Research & Reports

【特別寄稿】「withコロナ/ postコロナ時代のビジネスモデル(後編):POSTコロナを生き抜く企業群」 『想像の架け橋』(四国生産性本部・機関誌)2021年5月号

前編では、DX対応で業績を伸ばしている日本マクドナルドと、業界の常識を覆している花産業の2社(日比谷花壇とクランチスタイル)のビジネスモデルを解説した。後編では、コロナ禍でも勢いのある3つのタイプの企業を紹介する。外食の「物語コーポレーショ...
Research & Reports

【特別寄稿】「withコロナ/ postコロナ時代のビジネスモデル(上):日本マクドナルド、史上最高益のなぜ?」『創造の架け橋』(四国生産性本部・機関誌)2021年3月号

四国生産性本部から、機関誌『創造の架け橋』への寄稿を依頼された。昨年末のコロナ第3波が到来する前、四国高松で講演した内容がベースになっている。3月号(上)では、日本マクドナルドが好調な理由を説明している。5月号(下)では、コロナ禍で業績が良...
Research & Reports

【寄稿文】拙稿「協会設立40周年記念誌を読んで:コロナ禍でHC・DIY産業の重要性が見直される」『DIY協会報』2021年春号

筆者の書斎机の上には今、当協会の記念誌『日本DIYホームセンター協会40年の歩み』(2020年10月刊行)が置かれている。記念誌を読みながら、協会設立から今日に至るまでの業界の歴史を振り返ってみた。直近の10年間、市場の伸びはやや停滞してい...
書評・映画評

【新刊紹介】岩崎達也・高田朝子(2021)『本気で地域を変える:地域づくり3.0の発想とマネジメント』晃洋書房(★★★★)

法政大学イノベーションマネジメント研究科の同僚、米倉誠一郎教授が、本書のために帯を書いてくださっている。曰く、「地方創生を科学する!無駄金を使う前にこの本を読んで欲しい。たった9つの自己診断で明日が見える!」。さすがに米倉先生だ。本書の売り...
書評・映画評

「水辺の思想、土地の記憶」【新刊紹介】陣内秀信(2020)『水都 東京:地形と歴史で読みとく下町・山の手・郊外』ちくま新書(★★★★★)

本書を読みながら、陣内教授を法政大学の総長に担ごうとした昔のことを思い出した。2005~06年ごろのことである。随分と分別のない政治的な首謀者だったと、いまとなっては大反省である。近著の執筆ぶりから、大学を離れても著者が意欲的な研究生活を継...
Research & Reports

小川孔輔(2020)「効果的なプライシング:事例にみる賢い価格付けの考え方」『調査月報』(2020年10月号)

「日本政策金融公庫総合研究所」から原稿の依頼を受けた。依頼文には、「『「値づけ」の思考法』を読んで、研究所の月刊誌『調査月報』に「最適な価格戦略」というテーマで原稿を書きていただきたい」とあった。今年3月のことで、忘れたころに締め切りが来て...