ライブラリー

Research & Reports

【特別寄稿】「withコロナ/ postコロナ時代のビジネスモデル(後編):POSTコロナを生き抜く企業群」 『想像の架け橋』(四国生産性本部・機関誌)2021年5月号

前編では、DX対応で業績を伸ばしている日本マクドナルドと、業界の常識を覆している花産業の2社(日比谷花壇とクランチスタイル)のビジネスモデルを解説した。後編では、コロナ禍でも勢いのある3つのタイプの企業を紹介する。外食の「物語コーポレーショ...
Research & Reports

【特別寄稿】「withコロナ/ postコロナ時代のビジネスモデル(上):日本マクドナルド、史上最高益のなぜ?」『創造の架け橋』(四国生産性本部・機関誌)2021年3月号

四国生産性本部から、機関誌『創造の架け橋』への寄稿を依頼された。昨年末のコロナ第3波が到来する前、四国高松で講演した内容がベースになっている。3月号(上)では、日本マクドナルドが好調な理由を説明している。5月号(下)では、コロナ禍で業績が良...
Research & Reports

【寄稿文】拙稿「協会設立40周年記念誌を読んで:コロナ禍でHC・DIY産業の重要性が見直される」『DIY協会報』2021年春号

筆者の書斎机の上には今、当協会の記念誌『日本DIYホームセンター協会40年の歩み』(2020年10月刊行)が置かれている。記念誌を読みながら、協会設立から今日に至るまでの業界の歴史を振り返ってみた。直近の10年間、市場の伸びはやや停滞してい...
書評・映画評

【新刊紹介】岩崎達也・高田朝子(2021)『本気で地域を変える:地域づくり3.0の発想とマネジメント』晃洋書房(★★★★)

法政大学イノベーションマネジメント研究科の同僚、米倉誠一郎教授が、本書のために帯を書いてくださっている。曰く、「地方創生を科学する!無駄金を使う前にこの本を読んで欲しい。たった9つの自己診断で明日が見える!」。さすがに米倉先生だ。本書の売り...
書評・映画評

「水辺の思想、土地の記憶」【新刊紹介】陣内秀信(2020)『水都 東京:地形と歴史で読みとく下町・山の手・郊外』ちくま新書(★★★★★)

本書を読みながら、陣内教授を法政大学の総長に担ごうとした昔のことを思い出した。2005~06年ごろのことである。随分と分別のない政治的な首謀者だったと、いまとなっては大反省である。近著の執筆ぶりから、大学を離れても著者が意欲的な研究生活を継...
Research & Reports

小川孔輔(2020)「効果的なプライシング:事例にみる賢い価格付けの考え方」『調査月報』(2020年10月号)

「日本政策金融公庫総合研究所」から原稿の依頼を受けた。依頼文には、「『「値づけ」の思考法』を読んで、研究所の月刊誌『調査月報』に「最適な価格戦略」というテーマで原稿を書きていただきたい」とあった。今年3月のことで、忘れたころに締め切りが来て...
書評・映画評

【新刊紹介】 田中宏隆ほか(2020)『フードテック革命:世界700兆円の新産業「食」の進化と再定義』日経BP(★★★★)

世界の食分野で進行している技術革新(フードテクノロジー=食品技術のイノベーション)を紹介した新刊。(株)レッグスの谷丈太朗さんからLINEメールで「これ、おもしろいです」と推薦された一冊。とくに前半部分は、米国のフードテック事情が詳しく紹介...
Research & Reports

【依頼原稿】 「これからの花きの物流を考える」『グリーン情報』(2020年9月号)

「何回かに分けて、シリーズで”花業界の物流問題”を取り上げたいと思います。先生にもご寄稿を!」。『グリーン情報』の山川さんから原稿を依頼されたのは8月1日でした。あれから1ヶ月経過していますが、私たちが置かれている状況はほとんど変わっていま...
書評・映画評

【書籍紹介】 おおやかずこ(1995)『おかず屋のおかず』柴田書店(★★★★★)

ロック・フィールドの取材で、食文化研究家のおおやかずこさんをインタビューさせていただいた。そのとき、ご本人からいただいた一冊。江戸の食文化に関する書籍(昨日の書評)を読むきっかけを与えてくれた本。25年前に書かれた本だが、内容は全く色あせて...
書評・映画評

【文献紹介】 大久保洋子(2012)『江戸の食空間: 屋台から日本料理へ』講談社学術文庫(★★★★)

江戸時代の町人や武士たちはどんな食生活をしていたのだろうか。そんなことが気になっていた。この後で紹介する、おおやかずこ著(1995)『おかず屋のおかず』(柴田書店)では、昭和になって登場した「惣菜文化」の本質が見事に描かれている。それでは、...