ライブラリー

書評・映画評

書評:堀ミチヨ(2009)『女湯に浮かんでみれば』新宿書房(★★★)

男ならば一度は覗いてみたい、女湯の話である。しかし、この本を読み終えて思ったのは、「(、、、)やめておいた方がいい」であった。筆者が二年間滞在したチュニジアから、いまお住まいの神楽坂まで、スーパー銭湯に押されて、日本からしだに消え去ろうとし...
書評・映画評

書評:佐野眞一(2009)『新 忘れられた日本人』毎日新聞社(★★★★)

『カリスマ』(中内功)を著したノンフィクション・ライターの手による「脇役たち」の物語である。佐野眞一は、団塊の世代に属する作家である。業界紙の記者から出身で、政治家や企業家についての著作をたくさんもつ。主人公の周囲にいた脇役にフォーカスした...
書評・映画評

書評: 西尾チヅル・桑島健一・猿渡康文編著(2009)『マーケティング・経営戦略の数理』(朝倉書店)

本書は、筑波大学ビジネススクール(ビジネス科学研究科)の現役教員と卒業生(MBA学生)による研究論文集である。朝倉書店が刊行しているシリーズ「ビジネスの数理」の7冊目にあたる。数理シリーズの第7作目は、マーケティングと経営戦略の分野の研究論...
書評・映画評

速読4冊: 休日の読書三昧

もともと本を読むスピードは、かなり速いほうだと思う。中高校のときには、年間約100冊の本(参考書は除く)を読んでいた。文学書が好きだった。大学に入ってからは、大衆小説や経済・ビジネス系の本に読書傾向は変わったが、それでも年間100冊のペース...
書評・映画評

書評:中内潤・御厨貴編著(2009)『生涯を流通革命に献げた男 中内功』千倉書房(★★★★★)

意外だった。中内功の伝記といえば、作家の佐野眞一が著した『カリスマ(上・下)』(新潮文庫)があまりに有名である。佐野が描いた中内の人物像は、日本の流通革命を主導したカリスマそのものである。鋭い眼光で部下を叱咤激励し、価格主導権をめぐって大手...
書評・映画評

書評:柳井正(2009)『成功は一日で捨て去れ』新潮社(★★★★★)

前著『一勝九敗』の出版から6年、ファーストリテイリング柳井社長の二冊目の著書である。本書は、2005年9月にご本人が社長復帰してから4年間、現場に戻って取り組んできた「第二創業」の奮闘記である。前著は、ユニクロ創業から玉塚社長へのバトンタッ...
書評・映画評

書評:木村秋則(2009)『リンゴが教えてくれたこと』日経プレミアムシリーズ(★★★★★)

斜め読みを入れると、年に50~100冊の本を読んでいる。仕事上で役に立つ本は多いが、それでも心から感銘を受ける本はそんなに多くはない。年に1冊あるかないかである。木村さんの著書『リンゴが教えてくれたこと』は、しかし、ひさしぶりに大きく心を動...
Research & Reports

DIY白書2008年版 総括コメント(小川執筆部分)

毎年、総括コメントを担当している『DIY白書』(日本DIY協会)の2009年度の執筆が近づいている。そろそろ調査データのファイルが送られてくることになっている。例年のことだが、一年が経過したので、前年(2008年度)の原稿を、本HPにアップ...
Research & Reports

インタビュー「CS戦略を成功に導く「思考」と「条件」」『季刊誌「MS&コンサルティング』2009年10月

日本版CSIの開発WGの座長を拝命して以来、CSに関する講演、原稿以来、インタビュー申し込み、対談などが多くなっている。今回は、季刊誌「MS&コンサルティング」で、インタビューを受けることになった。2009年10月1日の発行であるが、MS&...
Research & Reports

シンポジウム講演要旨 「消費拡大による国内花き生産の振興を目指して」

10月16日に、講演「国内花き生産の進むべき道と消費拡大」というテーマで講演を依頼されている。要約の締め切りがすぎていて、本日、コーディネーターの市村先生(花き研究所)に、以下のレジュメを送付した。資料としては、要旨 + 花き産業振興方針(...