書評・映画評『HOW TO 花贈り: 気持ちを花にのせて』、本日(2月1日)から全国書店にて発売! フラワーバレンタイン推進委員会ワーキングチーム(小川典子・拝野多美・松村亮佑)編『HOW TO 花贈り』が朝日出版社から刊行になります。FV推進委員会で昨日、お露目になりました。本日からは、全国の書店で販売になります。ぜひお買い求め下さい。...2013.02.01書評・映画評
書評・映画評【映画評】 「横道世乃介」(原作:吉田修一、主演:高良健吾+吉高由里子) 2月23日~全国ロードショウにて公開(★★★★★) 映画の試写会に行ってきた。生まれて初めての体験である。場所は、渋谷のショウゲート試写室。上映作品は、吉田修一原作の「横道世乃介」。時代設定は、1980年代半ば。舞台は、法政大学市ヶ谷キャンパス。撮影も法政の教室(835番、543番など)で行...2013.01.19書評・映画評
書評・映画評【書評】 塚田朋子(2012)『ファッション・ブランドとデザイナーと呼ばれる戦士たち: 西洋服後進国日本の千年』同文館出版(★★★★★) 一風変わった作風の本である。読み手によって評価は大きく分かれるだろう。ファッションマーケティングを分析的に追いかける立場から、本書にはきびしい評価を下す読者がいそうである。個人的体験を下敷きにした衣服史とみれば、最高の★5つである。わたしに...2012.12.30書評・映画評
Research & Reports翻訳完了、「はじめに」をアップします! 小川浩孝訳・小川孔輔監訳(2013)『チャネル・スチュワードシップ(仮)』ダイヤモンド社 夏ごろから小川浩孝さんと取り組んできた翻訳、Transforming Your Go-to-market Strategy: The Three Disciplines of Channel Management by K. Ranganが...2012.12.27Research & Reports
書評・映画評【新刊紹介】 野﨑哲夫(2012)『進化する東京駅: 街づくりから駅ナカ開発まで』成山堂書店(★★★★) その昔、著者の野﨑さんに、日本ショッピングセンター協会で「GRANSTA」(東京駅のエキナカモール)の開発について話していただいたことがある。4年が経過して、野﨑社長((株)鉄道会館)たちが2005年に構想した「東京ステーションシティ構想」...2012.12.22書評・映画評
書評・映画評【書評】 マイケル・A・ロベルト(2010)『なぜ危機に気づけなかったのか』英知出版(★★★) 「問題を解決することと、問題を見つけることは、まったく異なる能力である」。本書の帯に書いてあるコピーである。渥美俊一先生(故人、ペガサスクラブ)が、「病床の枕元に置いてあって、最後に読みたがっていた本」(田鶴子夫人)なのだそうだ。教育現場で...2012.12.13書評・映画評
書評・映画評【映画評】 「EDEN」(主演:山本太郎、中村ゆり、高橋和也): 哀しくも切なくも、心温まるゲイストーリー(★★★★★+★) 映画の上映が終わって外に出たら、ドアの前に出演者のひとりが立っていた。映画館で生の出演者を見たのは初めてである。劇中のゲイの衣装そのままのペペロンチーノ(本人)に、「おもしろかったですよ」と鑑賞後の感激を伝えた。嬉しそうに、ていねいに会釈を...2012.11.23書評・映画評
書評・映画評【新刊紹介】 JR東日本企画(2012)『移動者マーケティング』日経BP(★★★★) マーケティングの対象となる「生活者(消費者)」「ショッパー(買い物客)」につづく、第3のターゲットが「移動者(乗客)」である。本書のエッセンスを一言でまとめるとすると、こうなるだろう。2000年から駅ナカが登場したことで、電車で移動する通勤...2012.10.13書評・映画評
書評・映画評【新刊紹介】 柳井正(2012)『現実を視よ』PHP研究所 先週末に、ユニクロの柳井さんから新刊本が送られてきた。日経の広告欄に書籍の紹介が出ていたから、ご存知の方もいらっしゃるだろう。めずらしく、政治についての本である。3.11以来、国のあり方についての発言が多いから、とくに驚くことはなかった。2012.10.01書評・映画評
書評・映画評【書評】新雅史(2012)『商店街はなぜ滅びるのか:社会・政治・経済史から探る再生の道』光文社新書(★★★★) 本書は、「商店街」の歴史的な起源と成長・発展、および衰退のプロセスをバランスよく扱った学究的な啓蒙書である。日本近代の産物である商店街を、これほど詳細に分析した類書は存在していなかった。目から鱗の驚きの発見がたくさんあった。若き社会学者の試...2012.08.13書評・映画評