ライブラリー

書評・映画評

【書評・感想】松尾雅彦(2014)『スマート・テロワール:農村消滅論からの大転換』学芸出版社(★★★★★)

このところ「★5」の書評本が続出している。評価が甘いわけではない。友人が薦めてくれるのに、当たり!の本が多いからだ。いま読んだばかりの松尾雅彦氏(元カルビー社長)の本も、坂嵜潮さんが推奨してくれた本である。わたしの最近の主張に合致していて、...
書評・映画評

【書評】辻中俊樹・桜井光行(2015)『マーケティングの嘘: 団塊シニアと子育てママの真実』(新潮新書(★★★★★)

稀代のマーケター辻中俊樹さんの近著を、多くの人たちに読むよう薦めている。拙著『マーケティング入門』(日本経済新聞出版社)の中でも、辻中作の「母系消費」や「妻方近接居住」という概念を紹介したが、どちらも辻中さんが開発した「生活日記調査」からの...
Research & Reports

『チェーンストアエイジ』2015年1月15日号

『チェーンストアエイジ』2015年1月15日号 解説:生鮮食品のブランド化は「アンスケーリング」がキーワード、を掲載する。
Research & Reports

『チェーンストアエイジ』2015年2月1日号

『チェーンストアエイジ』2015年2月1日号 特別企画製造小売業時代の売れる商品の作り方「製造小売化を進める小売業は、メーカーの商品開発プロセスに学べ!」を掲載する。                      近年、製造小売化を進めるチェー...
Research & Reports

電通メディア研究の事例: 橋本還奈(はしもと かんな)が 「Yahoo検索大賞2014」でアイドル部門獲得!

電通の吉田秀雄記念財団の助成研究(2014)で、「流行の波及メカニズム」を研究している。わたしたちの着想は、マスメディア(テレビ)とSNS(ネット)が織りなす「連結と相乗効果の研究」である。いま、研究対象として事例に上がっているのが、福岡発...
書評・映画評

【書籍紹介】 氏家健治(2014)『1つ3000円のガトーショコラが飛ぶように売れるワケ』SB新書(★★★★)

サブタイトルは、4倍値上げしても売れる仕組みの作り方。新宿御苑前で「ケンズカフェ(東京)」を開いたシェフの著者が、ネットとクチコミを活用して、チョコレート・デザートの外販でナンバーワンになる。そのマーケティング・テクニックを明かした著書。
書評・映画評

【書評】久松達央(2014)『小さくて強い農業をつくる』晶文社(★★★★★)

本書の帯には、「自由に生きるための農業入門」とある。しかし、農業はそんなに甘くない。逆説的だが、好きなことをつらぬき、自立して農業をやるために必要なことが3つある。それは、知識と道具と仲間の獲得である。本書は、久松さんがこの3つを自分のもの...
書評・映画評

【書評】 エリザベス・L・クライン(2014)『ファストファッション:クローゼットの中の憂鬱』春秋社(無印)

新聞の書評欄で発見した。買ってしまいそうなタイトルだったが、やはり買ってしまった。「クローゼットの中の憂鬱」がサブタイトルである。「ファーストフードのように、服を買わないでおこう!」が筆者の主張である。まだ、「あとがき」と「序章」しか読んで...
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【講演録】「日本のホールフーズ、福島屋:DO 美味しい Fdesign」(IM研究科2014年春学期「マーケティング論」講演)

㈱福島屋代表取締役会長 福島徹氏にご講演いただきました。講演録を掲載いたします。講演は2014年6月5日(11時20分~12時50分)、経営大学院101教室で行われました。この講演録はリサーチ・アシスタントの青木恭子さんがまとめたものです。
Research & Reports

【講演録】科研費「日本企業のアジア市場での事業展開とマーケティング実践の理論化」第7回内部セミナー

科研費「日本企業のアジア市場での事業展開とマーケティング実践の理論化」第7回内部セミナーの講演録を掲載致します。今回は、独立行政法人中小企業基盤整備機構販路支援部参事 中島康明氏に「中小企業の海外展開の実態について~展示会出展及びフィージビ...