ライブラリー

Research & Reports

【講演録】 増本岳「カーブスジャパンの顧客戦略、満足度向上施策」

(株)インテージ・コンサルティング主催の「顧客マーケティング共同研究会」の交流会(2013年~2015年同窓会)で、特別講師として、増本岳氏(株式会社カーブスジャパン代表取締役会長兼CEO)をお招きした。カーブスは、2015年度JCSI調査...
Research & Reports

「200円カレーの原価率研究所(上)」『日経MJ新聞 ヒット塾』(2016年8月8日号)

『日経MJ』のヒット塾に急きょ連載が決まった「200円カレー」のビジネスモデル。(上)の見出しは、「3人で起業 「3無し」で安く」になっていました。大学院生の課題とは、雰囲気がちがう原稿になっています。(下)がいま完成しました。
Research & Reports

「新規就農者をHCのターゲット顧客に:農業資材・農産品販売のひとつの可能性」『DIY会報』2016年夏季号

有機エコ農産物の普及の会を立ち上げたせいなのか、近頃はどうも扱うテーマが「食と農」に偏ってきている(笑)。今日紹介するドラフトも先月、NOAFの仕事をしながら、日本DIY協会の会報に寄稿するために準備したコラムである。
書評・映画評

【書評】森岡毅(2016)『USJを劇的に変えた、たったひとつの考え方』角川書店(★★★★)

副題が、成功を引き寄せるマーケティング入門。USJは、『新潮45』でTDRの記事を書くために遊びに行った。何でもありの遊園地(コンセプトに一貫性がない)で、なんでも高い!それでも客は減らない。だから、このパークの指揮官はきわめて有能なのだろ...
書評・映画評

【書評】石井良明(2016)『成城石井の創業:そして成城石井はブランドになった』日本経済新聞出版社(★★★★★)

創業者の石井さんは、創業から30年で現役を引退している。2004年に「レインズインターナショナル」(牛角)に事業を売却して、すでに12年が経過している。ところが、時代が劇的に変わっているのに、成城石井のオリジナルコンセプトはいまだに光り輝い...
書評・映画評

【書籍紹介】 「シリーズ・いま日本の農を問う(3)」(2015)」『有機農業が開く可能性:アジア、アメリカ、ヨーロッパ』ミネルヴァ書房(2015年)

友人・知人たちが、このシリーズに寄稿している。日本の農業、とりわけ有機農業を中心に、戦後の農政と民間での農業への取り組みを紹介したシリーズである。昨年12月の段階で、9册が刊行されている。その中から、最初の1冊を取り上げてみる。二冊目(6と...
Research & Reports

【コメント】高橋道長「京都ブランド編⑤問われる本質:高い参入障壁 価値磨く鍵」『京都新聞』2016年6月8日(3面)

海外ツアーに出ている間に、『京都新聞』に小川のコメントが掲載されていた。京都新聞の高橋道長記者が、5月にわざわざ市ヶ谷の研究室に寄ってくださった。「京都ブランドが強いのは、歴史に裏打ちされた伝統産業との技術蓄積にある」という主張を新聞記事で...
Research & Reports

【講義録】 鳥越淳司氏「成熟市場でのイノベーション」(IM研究科2016年度「マーケティング論」)

2016年度「マーケティング論」の<特別講義1>の講義録を公表します。鳥越社長には、これまで2回も講演をお願いしています。「日経MJヒット塾」(2014年)と「JFMA新春セミナー」(2014年)。今回の授業が3度目になります。
書評・映画評

【書評】 中尾佐助(1966)『栽培植物と農耕の起源』岩波新書(★★★★★+★)

本書を読了してから、2012年に復刻になった『料理の起源』(吉川弘文館)を発注した。本書があまりにおもしろかったので、復刻版の到着が待ち遠しい。50年前に書かれた本とはとても思えない。これほど鮮度が落ちない本も珍しいのではないだろうか。
書評・映画評

【書籍紹介】井田徹治(2010)『生物多様性とは何か』岩波文庫(★★★★)

直感的に正しいと思っていることのひとつに、「生物(種)の多様性」の確保がある。ただし、科学的に証明したデータを見たことがなかった。なぜ人間や地球にとって生物の多様性が必要なのか。ロジカルな説明が必要とは感じていたが、論理的に詰めて考えたこと...