書評・映画評【書評】石原慎太郎(2022)『「私」という男の生涯』幻冬舎(★★★★) 一昨日から2日間、6時間半をかけて、全330頁の石原慎太郎の自叙伝を読んだ。元都知事で作家、石原慎太郎の最後の著作である。長い書評と紹介文を書こうと思ったが、それは辞めることにした。ごく短めの書評と、友人たちからの本書への反応を紹介すること...2023.01.21書評・映画評
書評・映画評【映画評】新海誠監督作品『すずめの戸締まり』(★★★★★) 新海誠監督の『すずめの戸締まり』を、年末の17日に鑑賞しました。女友達と観た映画館は、六本木のTOHOシネマ。ふだんは鑑賞した後すぐに、感想をブログにアップします。今回はそれが出来ませんでした。理由は、冒頭のシーンがその後の約3週間に渡って...2023.01.07書評・映画評
書評・映画評【書評】佐々木要太郎(2022)『遠野キュジーヌ:土から考える「とおの屋 要」の米作り、どぶろく醸造、発酵料理』(★★★★) 岩塚製菓の槇春夫社長から、工場見学(新潟県長岡市)とブログ記事(6月8日)のお礼に送っていただいた。そのときの手紙に封入された書籍だった。久しく存在を忘れてかけていたが、書棚に置いてあるのを発見して、昨日の朝に読みはじめた。忘れていた本との...2022.11.10書評・映画評
書評・映画評【書評】柳瀬隆志(2022)『なぜ九州のホームセンターが国内有数のDX企業になれたか』ダイヤモンド社(★★★+★) 書籍の編集を担当した『ダイヤモンド・ホームセンター誌』の高浦編集長から、刊行後すぐに贈ってもらっていた本である。書棚に置いたまま、半年ほど棚ざらしになっていた。同誌8月号の記事広告を見て、思い出して手に取った。午前中に先ほど読了した。前半(...2022.11.04書評・映画評
書評・映画評【書評】日本マクドナルド株式会社『日本マクドナルド 「挑戦と変革」の経営』東洋経済新報社(★★★★★) 昨日の午後に、2時間で本書を読み終えた。この本は、4月18日に急逝した「日本マクドナルド代表取締役副社長」だった下平篤雄さんの遺言である。先月、退職した蟹谷賢次さん(元広報部長)から、刊行してすぐに本書を送っていただい。出版元が東洋経済新報...2022.10.22書評・映画評
書評・映画評【書評(暫定)】石井淳蔵(2022)『進化するブランド:オートポイエーシスと中動態の世界』碩学舎 一昨日の午前中に、分厚いビジネス書の翻訳を終えた。息抜きのつもりで、午後からは、石井先生から贈っていただいたブランドの本を読み始めた。昨日午後14時に、7時間をかけて400頁弱の大作を読み終えた。連日の分厚い本(英語と日本語)との格闘で、や...2022.08.09書評・映画評
書評・映画評【書評】鈴木敏仁(2022)『アマゾンVSウォルマート:ネットの巨人とリアルの王者が描く「小売」の未来』ダイヤモンド社(★★★★★) 本書の刊行(2022年3月)からは4ヶ月が経過している。いろいろなところで、実は本書の広告を目にしていた。友人のカインズ土屋裕雅会長が推薦人に名前を連ねているのに気づいて、アマゾンでボタンを押した。一挙に読めておもしろかった。勉強になる一冊...2022.07.31書評・映画評
書評・映画評【読後感】池波正太郎(1980)『食卓の情景』新潮文庫 池波正太郎の『食卓の情景』(初出は『朝日新聞』の連載、1972年)を、新潮文庫(1980年刊行)で読んでいる。昨年(2021年)で78刷りを重ねている。発行部数は、累積50万部は超えているだろう。池波がふだん食べている料理を題材にした、軽い...2022.05.30書評・映画評
書評・映画評【紹介記事】「歴史で読み解くロシア(超)入門」『ニューズウイーク日本語版』(2022年5月24日号) 『ニューズウイーク日本語版』で特集記事「文化大革命2.0」を、昨年末(2021年12月12日 )に本ブログで紹介した。近代中国社会の政治史を対象にした歴史分析である。それに続いて、今月24日には、近現代のロシア歴史研究の特集記事が同誌に登場...2022.05.23書評・映画評
書評・映画評【新刊紹介】Jim Inglis(2021) ‘Break-Through Retailing:Bleeding Orange Culture Can Change Everything,’ IR Publishing ジム・イングリス氏(元ホームデポの役員)の著書を入手した。原書のタイトルは、'Break-Through Retailing'。サブタイトルにある'Orange Culture'とは、アメリカ南部のサンベルト地帯を象徴するオレンジに由来する...2022.05.21書評・映画評