ライブラリー

書評・映画評

書籍紹介:神田正(2009)『熱烈中華食堂 日高屋』開発社(★★★★)

日高屋の大宮オフィスで、1時間半のインタビューが終わった。午後3時。気持ちのよい取材だった。ラーメンチェーン「ハイデイ日高」の創業者、神田正会長から、東証一部上場(2006年)の後に執筆された著書をいただいた。書名の『熱烈中華食堂 日高屋』...
Research & Reports

「監訳者あとがき」ウズニエ他『異文化適応のマーケティング』(ピアソン)

とうとう「あとがき」が書けるところに、翻訳の作業がたどりついた。昨夜遅くに、600ページの書籍の全再校作業が終わった。今朝からは、監訳者としての「あとがき」を書いていた。HPにさっそくアップする。
Research & Reports

ウズニエ&リー(小川・本間監訳)『異文化適応のマーケティング(仮)』、第一章「文化というプロセス」(本間訳のドラフト)を公開します

校正作業に追われている翻訳ドラフト(第1章)を部分的に公開してみる。標準的な国際マーケティングのテキストと比べると、内容が異例である。視点もユニークで実におもしろい!世界に文化の差は歴然と存在しているのだから、多文化的なアプローチをマーケテ...
書評・映画評

書評: 前川洋一郎・末包厚喜(2011)『老舗学の教科書』同友館(★★★)

老舗の経営に関しては、日本ではじめての包括的なテキストである。老舗がなぜ長い間、生き残ってきたのか。その特徴を解説した本である。老舗の商売が、現代的に意味のあるものなのか。読者もわたしも、そのつもりで本書を読み始めるだろう。
Research & Reports

レジュメ:「顧客に喜ばれる企業経営 ~サービスイノベーションと生産性向上~」@横浜ロイヤルパーク(3月9日)

第24期「生産性トップマネジメント・クラブ」の朝食会に、ゲストスピーカーとして呼ばれている。3月9日の朝8時から、生産性本部でお世話になった宮崎さんのご招待である。横浜パークホテルで話すテーマは、「顧客に喜ばれる企業経営」。当日配布する要約...
Research & Reports

第20回 「DIY協会年次報告書(2008年度版)」(小川担当部分)

2010年末から執筆が滞っていた『DIY白書』(2009年版)の「総括部分」がようやく書きあがった。この時点で、いつも前年度版(2008年度)を発表している。昨年度の分は、やや新味に欠けていたかなと思って読んでみたら、案外おもしろかった。
Research & Reports

講演レジュメ: 解題「しまむらとヤオコー:小さな町が生んだ二大小売チェーン」(1月15日、IM学生募集セミナー)

大学院セミナーのレジュメをアップします。当日は、パワポで両社の年表や口絵、文中に登場してくるセピアカラーの写真や図表を配布します。実物は20日あがりです。サイン会は実施できません(笑)。聴講の申し込みは、まだ間に合います。大学院事務(藤井さ...
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「アジア元年」(2011年、JFMAの新年賀詞交換会、スピーチ原稿)

『JFMAニュース』2011年1月10日号の巻頭言を、事前にブログにアップしてしまう。以下の原稿は、JFMAニュースの新年号「アジア元年、業界基盤の強化と後継者の育成」の巻頭言であり、1月17日に開催される「JFMA新春賀詞交換会」のスピー...
Research & Reports

スニークプレビュー: 小川・本間監訳 『異文化適応のマーケティング』(各部のイントロダクション全文を一挙掲載)

校正途中の『異文化適応のマーケティング』柳原書店(2011年3月刊行予定)で、4つの部のイントロダクション原稿(暫定版)を公開する。この本は、反アメリカ的なマーケティング思想に深く根ざしている。未来の読者に、事前に本書の雰囲気を伝えておきた...
書評・映画評

書評: ジョシュ・オザースキー/市川恵里訳(2010)『ハンバーガーの世紀』河出書房新社(★★★★)

先月、ゼミの学生たちの感想文の対象になった本である。原著“The Hamburger”は、2008年の刊行。学生たちは、自分の食(職)の体験として、この課題図書を読んでいた。「食」とは、自らの食生活で、「職」とは、アルバイトなどを通した職業...