ライブラリー

書評・映画評

新刊紹介: 柳井正(2011)『柳井正の希望を持とう』朝日新書

秘書の武藤泰子さんから、柳井さんの新しい本を送っていただいた。朝日新聞に連載していたコラムをまとめたものらしい。朝日新聞はとっていないので、柳井さんのエッセイを見るのははじめてだった。ご本人の素(顔)が見られる、カジュアルな(ふだん着の)著...
Research & Reports

「とことんオーガニック: 徳江ー小川対談 記録」(青木恭子メモ)

先週の金曜日(6月11日)に開催された「とことんオーガニック」の対談メモがあがってきた。チェック前だが公開しておく。なかなかよい議論をしているのではないかと、わたしは思う。徳江さんとふたりでは、事前の打ち合わせをほとんどしていない。ほぼ即興...
Research & Reports

健康博覧会(2011年6月8日): 講演レジュメ「オーガニックビジネスの現状と今後 市場規模調査からの報告」

健康博覧会2011で、記念セミナーを依頼されている。明日、午前中の講演である。311でいったんは延期になっていた。事務局に提出したレジュメを添付する。めずらしく内容がなかなかよろしい(笑)。今週は、憲政記念会館でOMRセミナーもある。参加者...
書評・映画評

書評: マイケル・ポーラン(2003)『欲望の植物誌:人をあやつる4つの植物』八坂書房(★★★★★)

気になっていながら、手がつかないままに長年、書斎の脇に積んでおかれる本がある。そのうちの一冊が、本書『欲望の植物誌』である。人間の欲望を操ってきた4つの植物(リンゴ、チューリップ、マリファナ、ジャガイモ)を、自然文化史的な視点からとりあげた...
書評・映画評

書評: 電通 abic project編、和田充夫他(2009)『地域ブランド・マネジメント』有斐閣(★★★★)

地域ブランド本の2冊目に行こうとして、和田先生の本を読んでしまった。本書は2年前に書かれたものである。和田先生から献本をいただいていなかったので、ついつい読みそびれてしまっていた。原田・三浦著を読んで、もしやと思いアマゾンで買い求めた。やは...
書評・映画評

書評: 原田保・三浦俊彦編著(2011)『地域ブランドのコンテキストデザイン』同文館出版(★★★)

先週から読んでいる地域ブランド本のうち、最初の一冊である。著者の三浦さんからは、しばしばご著書を送っていただく。一昨年は、国際マーケティングの著書が、拙著『マーケティング入門』とほぼ同時期に出版された。今回も、本書が『しまむらとヤオコー』と...
Research & Reports

『ブランド戦略の実際(新訂版)』第一章を公開(2011年9月発売予定)

6月10日には『異文化適応のマーケティング』が発売される。それに続いて、『ブランド戦略の実際』を改訂している。第1、2、3、5章が完成した。第4、6章は、大幅改訂の途上にある。作業が終わった中から、第一章を事前に公開することにした。
Research & Reports

2011年度大学院IM研究科「マーケティング論」授業スケジュール

2011年度「マーケティング論」の授業運営スケジュールをアップします。今年度は、5人の方をご招待します。ヤオコー川野会長、カインズ中島部長・萩原部長、小岩井乳業の小川典子マネジャー、ウエザーニューズ草開社長です。そのほかに、サプライズゲスト...
Research & Reports

『異文化適応のマーケティング』5月20日発売! 「もくじ」をまとめて掲載します

ウズニエ&リー著/小川・本間監訳『異文化適応のマーケティング』(ピアソン柳原)の全目次を、本ブログに一挙掲載します。本文は2色刷りです。「もくじ」だけで5ページあります。なかなか壮観です。目次から内容が想像できると思います。
Research & Reports

特集:日本企業のアジア進出 「マーケティングに唯一の正解はない」『I.M.Press』2011年7月号

震災で延期されていたインタビューが、2か月遅れて復活した。『アイ・エム・プレス』の西村編集長の問いに、わたしが答えている。日本企業がアジアに進出するにあたっての心構えを、異文化的な視点からまとめたものである。発売前のフライングなので、数日間...