書評・映画評【新刊紹介】 田邊学司(2013)『なぜ脳は「なんとなく」で買ってしまうのか?』ダイヤモンド社(★★★) 新刊本を贈られたらすぐにお礼状を書くのが習慣である。ところが、大学は一斉休暇。礼状を出す代わりに書評を書くことにした。「マーケティング・サイエンス学会理事」とカッコ書きにあったから、著者はサイエンス(技術)寄りの先生としてわたしに献本してく...2013.08.17書評・映画評
書評・映画評【書評】 越谷オサム(2011)『陽だまりの彼女』新潮社(★★★★★) 恋愛小説は読まない。書店でラブストーリーを買い込むなど、およそ考えもつかない。そうなのだが、なぜか親しい女ともだちから、「先生、絶対に読んでくださいね!」と懇願された一冊だった。夏季集中授業時に、駅前の「戸田書店」で店員さんに書名を検索して...2013.08.17書評・映画評
書評・映画評【新刊紹介】 なかだえり(2013)『駅弁女子:日本全国を旅して食べて』淡行社(★★★★★) 東京駅のステーションギャラリーで購入した本である。刊行は2013年4月8日。少し時間が過っているが、おもしろい新刊本として紹介したい。著者は法政大学工学部建築学科卒(修士)のライターさんである。全国くまなく食べ歩いた駅弁のイラスト集である。2013.08.12書評・映画評
書評・映画評【書評】 松井忠三(2013)『無印良品は仕組みが9割』角川書店(★★★★) 無印良品の松井会長とは、15年来の知り合いである。最近では、「SPRING」(サービス産業生産協議会)の会合でしばしばお会いする。それ以前には、SC協会やJFMAに関係した会合でお会いすることがあった。無印の花屋さん「花良品」からJFMAの...2013.08.12書評・映画評
Research & Reports「販促会議」2013年3月号 「外食不況時代を生き抜く「大阪王将」の価値創造」学習院大学上田隆穂先生 学習院大学経済学部教授上田隆穂先生の論文をテキストのみ掲載する。上田先生もメンバーの一員である、科研費「日本企業のアジア市場での事業展開とマーケティング実践の理論化」の2012年11月の内部セミナーで、イートアンド㈱の手塚康成氏にお話しいた...2013.08.07Research & Reports
書評・映画評【書評】奥田政行(2010)『人と人をつなぐ料理~食で地方はよみがえる』新潮社(★★★★) 気に入った本は、知り合いの経営者や知人に勧めることにしている。頼まれもしないのに突然本が届くのだから、迷惑に思う友人もいるだろう。でも、そんなことにはお構いなしだ。本書もおもしろかったので、食品スーパーや惣菜・飲食関係のビジネスに携わってい...2013.06.11書評・映画評
書評・映画評【書評】 岡本重明(2012)『田中八策(でんちゅう はっさく)』光文社(★★★★) 昨夏に、著者の岡本重明さんから献本していただい本を紹介する。ざっと眺めて書棚に積んでおいたものを、昨日通読した。前著(2010)『農協との30年戦争』から3年が経過している。その間、二度の政権交代があって、農政はTPP参加に向かってぐいぐい...2013.05.17書評・映画評
Research & Reports【論文掲載】『ソーシャルメディア時代のテレビ視聴~テレビは本当に見られているのか~』(上)日経広告研究所・所報 日経広告研究所の所報2013年4・5月号VOL.268に掲載されている『ソーシャルメディア時代のテレビ視聴~テレビは本当に見られているのか~』(上)日テレアックスオン/法政大学 大学院イノベーション・マネジメント研究科講師 岩崎 達也 朝日...2013.05.14Research & Reports
書評・映画評【新刊紹介】 ドン・ソーダクィスト(2012)『ウォルマートの成功哲学』ダイヤモンド社(★★★★) 創業者サム・ウォルトンの著書『ロープライスエブリデイ』など、ウォルマートに関する書籍はたくさん刊行されている。いまさらと思って読んだのだが、新たな発見があった。なんといっても、創業者が亡き後でも10倍以上の成長を達成している企業である。そこ...2013.05.10書評・映画評
書評・映画評【映画評】 ケン・ローチ監督「天使の分け前」(★★★★★) 連休の5月4日、銀座テアトルシネマでロードショウ上映中の「天使の分け前」(Angel's Share)を見た。ケン・ローチ監督作品のイギリス映画である。美しくも寒々としたスコットランドの原野と街並み、ウイスキーの醸造所が舞台になっている。見...2013.05.05書評・映画評