ライブラリー

書評・映画評

【書評】石坂智惠美(2016)『魚屋の基本』ダイヤモンド社(★★★★)

魚屋さんの本を読んだ。読み終えてから、あとがき(おわりに)に目を通したら、友人の石川純一さんの名前を見つけた。現在、ダイヤモンド・リテイルメディアの社長さんである。本書は、石川さんが社長に就任する前に、編集者として手がけた最後の書籍だった。
Research & Reports

【インタビュー記録】「需要拡大の兆しあり ”有機農業”という選択肢を探る」『地上』(2017年2月号)

2016年末に、JAの機関紙『地上』からインタビューの依頼があった。テーマは有機農業。慣行農法が基本の農協からでなので、ちょっとびっくりした。インタビュー記事の記録は、市川さんというライターの方がまとめて、今年の2月号に掲載された。
Research & Reports

【寄稿】拙稿「WFM(ホールフーズマーケット)にプレッシャーをかけた米国流”物言う投資家”の論理」『販売革新』(2017年8月号)

『販売革新』2017年8月号で「アマゾン後のリアル店舗」という特集が組まれた。7月13日に原稿の提出を終えていた。学者の寄稿者は、元同僚の矢作敏行先生。実務家からは、島田陽介さん、小島健輔さん、月泉博さんらが寄稿していた。
書評・映画評

【書評】 森川正之(2016)『サービス立国論』日本経済新聞出版社(★★★★)

前著(『サービス産業の生産性分析』日本評論社、2014年)は、日経・経済図書文化賞を受賞している。本書は、新たに実証データ分析を付け加えて、一般向けに日本のサービス産業の姿を解説したものである。好著ではあるが「★5」に評価しなかったは、政策...
書評・映画評

【書評】 ダン・ハーバー/訳・小坂恵理(2015)『食の未来のためのフィールドノート・上: 「第三の皿」をめざして:土と大地』NTT出版(★★★★)

一年前に購入して、机に並べておいた『食の未来のためのフィールドノート(上・下)』にようやく目を通すことができた。著者のダン・ハンバーは、ニューヨークにある3つ星レストランのシェフ。穀物農家や畜産家、養殖場や育種家たちと交流を深めながら、料理...
Research & Reports

「社長はつらいよ」『新潮45』(2017年7月号)

『新潮45』(2017年7月号)では、オリジナルタイトルが、「社長の”履歴”大研究」という凡庸なものに変更されてしまった。最終校正の段階まで、「社長はつらいよ」だったのにと大いに嘆いたものだった。見出しやリード文、若干の数字や登場人物にも変...
Research & Reports

【調査報告書】「京都高島屋、フィールドワーク報告書」(2017年6月2日実施)

京都女子大の「特論2」の授業で、京都高島屋のB1(RF1と神戸コロッケ)の売り場をお借りしてフィールドワークを実施させていただきました。観察時間は30分と短かったのですが、大手百貨店が大勢の学生に対して売り場を提供するのは異例のことです。
書評・映画評

【新刊紹介】 池坊専好・矢嶋孝敏(2017)『いけばなときもの』三賢社

矢嶋さんの4冊目の著書は、生け花の御師匠さんとの対談。このところ、矢嶋さんは年1~2冊のペースで本を出している。一昨年、ゼミの課題図書に指定した『きものの森』、全国の産地と社員さんが登場する『つくりべの森』。学習院大学の伊藤元重教授との共著...
Research & Reports

【日経MJヒット塾】「食のデザイン・カンパニーに(下)「焼くサラダ」新たに提案」ロック・フィールド会長兼社長 岩田弘三氏『日経MJ』(2017年7月24日号)

※明日(7月27日)のロック・フィールドの株主総会(@神戸)でこの記事が配布されるそうです。「食のデザイン・カンパニーに(下):「焼くサラダ」新たに提案」(日経MJヒット塾)。2017年7月24日号 岩田弘三氏(ロック・フィールド会長兼社長...
Research & Reports

【日経MJヒット塾】「食のデザイン・カンパニーに(上):契約栽培で素材力磨く」ロック・フィールド会長兼社長 岩田弘三氏『日経MJ』(2017年7月17日号)

「食のデザイン・カンパニーに(上):契約栽培で素材力磨く」(日経MJヒット塾)  2017年7月17日号 岩田弘三氏(ロック・フィールド会長兼社長)・聞き手 小川孔輔