【柴又日誌】#213:高齢者免許取得者教育(高齢者講習同等)受講@京成ドライビングスクール、本日無事完了

柴又日誌

 東京都公安委員会から、「免許更新のための講習のお知らせ」というハガキが届いた。6月の初旬だったかと思う。10月23日に、今年で満74歳になるからだ。かろうじて後期高齢者(75歳~)の手前だが、免許更新には運転実技講習が必要になる。

 本日、高齢者運転講習に行ってきました。家族からは、色々と言われています。たとえば、「もう歳だから、親父の運転は危ない!」とか。しかし、今回は運転免許を返納をしないことにしました。地方での取材やマラソンを走るため、長距離ドライブで山道を運転する必要があるからです。
 そんなわたしですが、実は車の運転には全く自信がありません。いつもできれば、車の運転はしたくないのです。地方でレンタカーを借りるときも、なるべくハンドルは、わたしより7歳も若い!かみさんに渡しています。
 今回の講習実技も、どきどき冷や冷やものでした。先ほど、座学(VTRを見るだけ)と実技講習(ドライブ)を終えて、無事に運転免許更新に必要な「高齢者免許取得者教育(高齢者講習同等)終了証明書」をいただいて帰ってきました。
 
 70歳を超えての免許更新には、実技講習を受けることが義務化されています。だから、不合格になることはほとんどないようです。電話予約した場所は、高砂駅近くの京成ドライビングスクールでした。歩いて10分ほどのところですが、自転車で行ってきました。
 消防団の募集活動のため、しばしばここでお祭りのアシストをしています。消防団では、町内の人たちにはしご車に乗ってもらったり、外での活動がほとんどでした。なので、京成ドライビングスクールの建物の中に入ったのは初めてでした。立派な施設でしたが、わたしたち受講者以外は、免許取得のために教習所に通っている若者たちばかりです。
 わたしたちのように、免許の返納を考えているひとは、ふだんはここには来ないだろうと思います。ずいぶんと浮いた存在でした(汗)。

 午前中の2時間で講習は終わりました。内容的には、視力検査と運転実技です。白内障の手術をしているので、もともと視力はよろしくない方です。そこに来て、今回の高齢者講習には、めずらしく「動体視力検査」と「夜間視力検査」が組み込まれていました(結果は、アイキャッチ画像で)。
 予想の通りでした。動体視力は、「やや劣っている」(第2段階)。夜間視力のほうは、一緒の皆さんもそうでしたが、1人を除いて「劣っている」(第1段階)でした。加齢とともに、両サイドが見えなくなるのだそうです。
 視野もかなり狭くなっているのがわかります。わたしの場合は、「左右70度、両方で144度」でした。年齢的には普通ですが、若いころは、左右両側(180度)が見開きで見えていたはずです。人によっては、200度見える若者もいるようです。

 さて、コースに出ての実技講習試験では、助手席に試験監督を乗せて運転します。右折、左折、アクセルとブレーキの「使い分けテスト」が、実技で確かめられます。わたしは、最後の3番目に運転したのですが、緊張して「一時停止違反」をやってしまいました。
 普段からも、この違反はよくやってしまいます。一度、外部講演で呼ばれたお台場のホテル(JAL)から出ようとして、一時停止違反で違反切符を切られたことがあります。車輪を数秒停めないと、正式な「一時停止」にはならないらしいです。
 本日の実技講習でも、一時停止で車輪が停まらないまま発進させてしまいました。緊張するとよくやります。やはり、次回からは免許は返納すべきかもしれません。

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