【柴又日誌】#75:コメダ珈琲のコーヒーにお代わりがないのはなぜ?

 コメダ珈琲のモーニングセットをはじめて頼んだ。息子たち家族と一緒に、白井の旧宅に朝顔の定植に行く途中での立ち寄りだった。朝7時の開店直後に入店。息子たちはいつものように、子供たちにモーニングセットを頼んだ。わたしは、500円でコーヒーを頼んだ。セットにはおまけで、トーストや卵が付いてくるらしい。

 

 迷うことなく、モーニングセットを注文した。わたしは毎朝、自分でコーヒーを入れる。ほぼ一回に4~5杯分。午前中に、コーヒーを2~3杯は飲んでいる。いっぺんに3杯飲むことも珍しくはない。だから、縦方向に細く切ったトーストにタマゴペーストを塗って、一杯目のコーヒーを飲み干した。

 お代わりを頼もうとして、女子店員さんを呼んだ。「おかわりは、頼むとおいくらになります?」と尋ねると、女子店員さんは「500円になります」とそっけなく返答した。ほとんど考えることもなく、「では結構です」とわたしは答えた。

 スタバやドトールでは、たしかコーヒーのお代わりは100円かそのくらいだった気がする。それも、スマイルで100円だったような。しかし、コメダでは、新たに注文するのと変わらない値段になる。

 

 わがインスタに、「コメダ珈琲店で初めてのモーニングコーヒーを頼みました」という文言で、お代わりが500円だったことを書いた。複数のフォロワーが、かつてわたしと同じ経験をコメダでしたことをコメントに書いてくれた。追加のコーヒーが500円なのがなぜなのだろう。しかし、別のフォロワーのかたからの情報で、「たっぷり(コーヒー)」という選択肢が最初からあることも知った。増量で頼むとコーヒーが相対的には安くなるとのこと。

 でも、コーヒーを追加で頼むかどうかは、最初からはわからない。その日の気分によるだろう。だから、最初の500円と、追加のプラス料金が同じなのは、どこか商売的には変だと感じた。コメダ珈琲でわたしと同じ気持ちになるお客さんが、インスタのフォロワーだけでも数人いた。だから、お代わりコーヒーをメニュー提供しても良いのではないかと思った次第である。

 インスタのコメント欄に、「コメダは進化していない!」と書いてしまった。優良企業のコメダホールディングスにしてみれば、いまのままでも充分に儲かっているのだから、別段、商売の仕方を変える必要はない。そう経営陣は考えているのだろう。お代わりのコーヒーを200円に設定しても、追加で人件費が増えるだけなのだろうか?

 

 わたしのようなコーヒー好きが、コメダ珈琲店に訪店しないとも限らない。「伝統と格式があるから、、、創業者の意思からでは?」というコメントもあった。しかし、加藤さんという創業者は、VCにコーヒーの事業を売却している。いまの経営陣が創業者の意思を継承しているとも思えない。

 というわけで、しばし、「なぜ、たっぷりコーヒー(増量)はあっても、お代わりコーヒーが存在しないのだろうか?」という素朴な疑問に対する回答がないまま、昨日は一日が過ぎた。いまでも、回答を求めて考えを巡らせている。

 どなたか推論でもよいから、コメダのお代わりコーヒーが500円である理由を教えてもらえないだろうか?