働きすぎと遊びすぎで、先週から体調不良が続いている。ここは、気分転換に関西方面に小旅行を企画することにした。昨日来、かみさんが京都の娘のところに、ご機嫌伺いのために移動している。
一週間ほど前から、神戸のお孫さんの諒君(小学校3年生)が熱を出して学校を休んでいる。神戸の両親たちは共稼で昼は働いている。一年前に定年退職したかみさんが、日中のサポートを兼ねてボランティアを申し出ている。
わたしは、福井(越前大野市)のマラソン大会(ハーフの部)を欠場することにした。かみさんも一緒に北陸新幹線に乗る予定を変更して、京都の娘の家に泊まりながら、神戸組の支援に行くことになった。わたしも、今日から月曜日までの3日間、首尾よく時間が空いてしまった。
いつもなら、ここで仕事を入れてしまうのだが、4月末からのハードスケジュールで心身ともに消耗している。仕事をしたい気持ちを抑えて、まったりの時間を過ごすことにした。忙しく時間を過ごすことに慣れているワーカホリックの人間には、緩やかに時間を管理することは案外とむずかしい。
来週の講演用のパワポと新聞のコラム記事は、昨日の午後に終えておいた。
マラソン大会は、2つのレース(福井と新潟)をまとめてスキップしてある。再来週(6月)の北海道家族旅行(美瑛ヘルシーマラソンを走る!)までは、2週間ほど手帳の予定表が真っ白になった。
めったにやらないことだが、関西に住む家族のために、そして自分のために時間を工面することにした。そのむかし(1993年から、実はいまでも)、テレビで流れていたJR東海の広告コピーを思い出した。「そうだ!京都に行こう」が、わたしの記憶にあったフレーズだったが(*)。
(*)気になったので、JR東海のキャンペーンの正式名称を調べてみた。正しくは、「そうだ 京都、行こう」だった。
というわけで、午前中のうちに、玄関ポーチの植物の手入れをしておいた。パンジーやオステオスペルマ、朝顔やフウセンカズラの位置を入れ替えた。喉が渇いた植物たちのために、鉢とプランターにたっぷり散水してあげた。
そうだ、夕方までに、京都嵯峨嵐山の娘の家に着くようにしよう。切符は取っていない。土曜日の夕方で、お天気もよろしい。品川駅の「みどりの窓口」は混んでいるだろう。ずいぶんと時間、待たされそうだ。
明日からの2日間の予定を、まったく決めていない。夕方、かみさんと娘とどこで何を食べるかも決めていない。こんなことは、ふだんのわたしたちなら、あり得ない。それくらい、めずらしいことだ。
まあ、それもいいだろう。京都までの乗車時間は約2時間。新幹線の中で、スマホをいじらずに、品川駅のコンコースで小説でも買い込んで、読書の時間を過ごそうかと思っている。
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