連載(JFMAニュース)「サブスクの消費者教育効果」『JFMAニュース』2023年3月20日号 コロナ禍が花の消費のすそ野を広げたことは間違いないだろう。自宅にいる時間が増えたことで、花やグリーンを身近に感じるようになった。フラワービジネスの専門家を自任しているわたしも、3年間で植物に接する時間がずいぶんと増えたような気がする。2023.03.25連載(JFMAニュース)
連載(JFMAニュース)「12年目のフラワーバレンタイン」『JFMAニュース』2023年2月20日号 東日本大震災の一ヶ月前、2011年2月14日は、関東地方は大雪になった。男性から女性に花を贈ろうという「無謀」とも思えるキャンペーンをはじめた日は、天気予報が当たって最悪の天候になった。ふだんの日でも、雨や雪が降ると花は売れなくなる。2023.03.06連載(JFMAニュース)
連載(JFMAニュース)「3つの分断」『JFMAニュース』2023年1月20日号 新春セミナー2023では、「種苗の動向と2023年の花きのトレンド」をテーマに取り上げた。セミナーの冒頭で、年始のあいさつ代わりに、短いプレゼンテーションを準備した。わずか5分の挨拶に、パワーポイントを準備するのは、わたしとしてはめずらしい...2023.01.30連載(JFMAニュース)
連載(JFMAニュース)「矛盾するデータや観察結果をどう読み解くか?」『JFMAニュース』2022年12月20日号 12月のアフタヌーンセミナー(13日)は、「花き業界の2022年を振り返る!」というテーマだった。いつもの役回りで、わたしはセミナーでコーディネーターを務めさせていただいた。パネラーは、ミヨシグループの三好社長と東日本板橋花きの樋口社長。J...2022.12.23連載(JFMAニュース)
連載(JFMAニュース)「都市近郊の植物工場から花を供給することは可能か?」『JFMAニュース』2022年11月20日号 短い丈の花に対する需要が増えている。潜在的なニーズはあったと思うが、短茎の花を大量に使用する業態や販売手法を開発する企業家が登場しなかった。販売側でビジネスが成立しないところでは、短い花を生産して供給する動機は生まれようがない。2022.11.29連載(JFMAニュース)
連載(JFMAニュース)「トップインタビューこぼれ話:イノベーションを担う集団と人的なネットワーク」『JFMAニュース』2022年10月20日号 トップインタビューの次回は、「豊明花き」の福永哲也社長である。ご存じのように、福永さんはいま、卸売市場協会長とFAJ社長を兼務している。その上、オランダのフロリヤードを視察する用事があった。多忙のため、インタビューが先延ばしになっていた。2022.11.02連載(JFMAニュース)
連載(JFMAニュース)「花産業の国際競争力:オランダ・ツアー報告を聞いて」『JFMAニュース』2022年9月20日号 今月のアフタヌーンセミナーは、「 JFMAフロリアード視察研修」のツアー報告だった。3年ぶりのJFMA欧州ツアーには、JFMA会員など11名が参加していた。井上道太氏(パーク・コーポレーション) とMPSジャパンの本田さんが報告をしていたの...2022.09.28連載(JFMAニュース)
連載(JFMAニュース)「“植物の時代”の再来」『JFMAニュース』2022年8月20日号 地球上に住んでいる脊椎動物は、3つに分類できる。①人間、②家畜、③野生動物である。このカテゴリーは、生物学的な分類ではない。動物たちを人間に対する役割(有用性)で分類した区分である。つまり、家畜と野生動物の違いは、農作業や輸送といった経済活...2022.08.26連載(JFMAニュース)
連載(JFMAニュース)「観葉植物専門店は業態として成立するか?」『JFMAニュース』2022年7月20日号 「この業態は伸びそうだ:バロックジャパンの観葉植物専門店(SHEL'TTER GREEN and DELI)」という記事を、個人のブログに書かせていただいた()。以下のコラムは、記事に加筆して再編集したものである。2022.07.28連載(JFMAニュース)
連載(JFMAニュース)「花の値段:重さの経済学、10センチが10円?」『JFMAニュース』2022年6月号 長く続くコロナ禍と、ロシアのウクライナ進攻で、小麦などの農産物と石油を原料とするモノの値段が高騰している。花の値段も同様である。人手不足と物流コストが高くなったことで、重厚長大の花ほど運びにくくなっている。重くてかさばる、(輪が)大きくて(...2022.06.26連載(JFMAニュース)