連載(JFMAニュース)

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【巻頭言】「日本の森林を持続可能に:『中国木材』の挑戦」『JFMAニュース』2023年12月20日号

このところ、日本の森林保全と木材の製材加工事業の持続可能性について、何回かコラムや原稿を発表している。森林や木材は、花業界の隣接分野である。花関係者にも、このことを知ってもらおうと思い、JFMAのニュースで記事にしてみた。森林や樹木は、農産...
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【巻頭言】「花き物流2024年問題の本質」『JFMAニュース』2023年11月20日号

東京ビッグサイトで3日間(11月15日~17日)に渡って開催された「フローラル・イノベーション2023」が無事に終了した。会場内のセミナーやJFMAブース内で企画したミニセミナーなどは予想以上に盛況だった。多くの花業界人が会場を訪問してくだ...
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【巻頭言】「30年計画の今を評価する」『JFMAニュース』2023年10月20日号

私事ですが、昨日(10月23日)が誕生日でした。干支(卯年)が6回巡ってきて、満72歳になりました。先日は、生涯52冊目ではじめてペンネームで、私小説風のエッセイを出版できました。これにて、個人的な目標は8割方が達成できたと思っています。
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【巻頭言】「世界的な育種家、坂嵜潮さんの偉業」『JFMAニュース』2023年9月20日号

彦根にお住いの育種家(花きと果樹)、坂嵜潮さんのご自宅を今週、訪問することになっている。偶然にも、坂嵜さんのインタビュー記事が先月から『JFMAニュース』に連載されている。今月号は、坂嵜さんのこれまでの業績を、わたしが個人的に評価した論考を...
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「地方スーパーの花売り場が活況」『JFMAニュース』2023年8月20日号

私事になるが、4年前に亡くなった母親の墓参りのため、8月中旬に秋田に帰省した。生まれ故郷の能代市の海岸線には、「風の松原」という風光明媚な松林がある。小川家の墓は、その松原に隣接する砂丘の上にある。
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「植物市場(グリーン・マーケット)の未来」『JFMAニュース』2023年7月20日号

オランダのオンライン・マガジン「FloralDaily.com」(6月30日号)に、気になる記事が掲載されていた。欧州で植物市場(Green Market)が拡大していることを紹介する記事だった。
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「花の効用:老人介護施設編」」『JFMAニュース』2023年6月20日号

私事になるが、義理の母親(89歳)が葛飾区の老人介護施設に入居している。わが家からは車で5分、歩いて20分ほどのところにある施設である。義母はそれまで、葛飾区が提供する老人向けの住宅に一人で住んでいた。
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「思わぬ活用法:わさびの葉をアレンジや日持ちの材料に」『JFMAニュース』2023年5月20日号

ハローウインのカボチャなどでは、本来は食用に栽培された野菜を装飾用に利用している。それとは逆に、観賞用の花を食用に供しているのが、エディブルフラワーである。この頃は、『エディブルフラワー図鑑』なども刊行されていて、食用花への注目度は高く、市...
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「20年の空白:遅れたわが国の市場ネットワークの改革」『JFMAニュース』2023年4月20日号

オリジナルのタイトルは、「遅れた卸売市場の改革」だった。4月のJFMA理事会でわたしが提起した問題を、総会後の「国際セミナー」(6月予定)で議論してもらおうと考えていた。しかし、あまりにセンシティブな(センセーショナルな)内容だったためなの...
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「サブスクの消費者教育効果」『JFMAニュース』2023年3月20日号

コロナ禍が花の消費のすそ野を広げたことは間違いないだろう。自宅にいる時間が増えたことで、花やグリーンを身近に感じるようになった。フラワービジネスの専門家を自任しているわたしも、3年間で植物に接する時間がずいぶんと増えたような気がする。