アーカイブ

小川町経営風土記

第10 回「セルフサービスの店 八百幸商店、開業する!」『チェーンストアエイジ』2009年2月1日号

(前号までのあらすじ) 前橋にある松清本店(現:フレッセイ)を訪問した川野トモ(ヤオコー元名誉会長)は、スーパーマーケットこそが自分たちの生きる道だと直感した。その場でセルフサービス化を熱心に勧めてくれた植木英吉社長は、トモのために小川の町...
値段のひみつ

「プライベートブランドの秘密」『Big Tomorrow』連載第7 回(2009年3月号)

コンビニやスーパーのオリジナル商品が注目されている。小売店の「プライベートブランド」と呼ばれるモノだが、とにかく安い!いったいどうやって低価格を実現しているのか?その謎を探った! 一流メーカーと同じ品質なのに、なぜ安いのか?
小川町経営風土記

第9 回「植木英吉 見返りのない説得」『チェーンストアエイジ』2009年1月15日号

<前号までのあらすじ> 小川地方で一番の繁盛店「八百幸商店」に嫁いできていた川野トモは、ある日、日本NCR(以下、NCR)の営業マンから、前橋でとても繁盛しているセルフサービスの店があることを聞きつけた。単身で松清(現:フレッセイ)本店を訪...
値段のひみつ

「DELLコンピュータが安いワケ」『Big Tomorrow』連載第5回(2009年1月号)

「いいモノを安く」-これが実現できるかどうかで、企業の生き残りは決まる。製造、流通、販売…どこをどう工夫すればいいのか?破格のパソコンで注目されるDELLにそのヒントを探った!
小川町経営風土記

第8 回「トモ セルフサービス化したい!」『チェーンストアエイジ』2008年12月15日・2009年1月1日月合併号

(前号までのあらすじ) 昭和32年、「島村呉服店」(㈱しまむらの前身)は、セルフサービス方式を導入し、総合衣料品店への第一歩を踏み出していた。その同じ年に、川野トモ(ヤオコー元名誉会長)も、嫁いできていた「八百幸商店」をセルフ方式の食品スー...
小川町経営風土記

第7 回「ヤオコー創業者 トモのこと」『チェーンストアエイジ』2008年12月1日号

平成19年8月 東京帝国ホテル 母トモの人生、最期の送りの日は曇り空になった。川野幸夫(現:ヤオコー会長、65歳)が受験浪人をしていた昭和36年12月に、母は連れ合いの荘輔を病気でなくしていた。その3年前にスーパーに業態転換したばかりのヤオ...
小川町経営風土記

第6 回「仕組みをつくって、仕事を任せる」『チェーンストアエイジ』2008年11月15日号

昭和42年12月、小川赤十字病院「島村さん、症状からみてやはり十二指腸潰瘍ですね。切除することにしますか?」若い内科医の見立ては、かかりつけの医者と同じだった。過労とストレスによる十二指腸潰瘍。妻の美智子も、隣で心配そうに医師の問診と精密検...
値段のひみつ

「車の値段の秘密」『Big Tomorrow』連載第6回(2009年2月号)

リード文: 低迷するクルマ業界のなかでも、小型車や軽自動車の売れ行きは比較的堅調だ。だが、低価格のクルマが売れてもメーカーの儲けは高級車ほど多くはない。そこで考えだされたのが…コノ手だった!
小川町経営風土記

第5回「小川人気質が育んだ”しまむら気質”」『チェーンストアエイジ』2008年11月1日号

昭和36年5月 東松山市材木町2丁目 (旧)東松山店は、しまむらがチェーン展開をはじめてからの実質的な1号店である。前年の12月に出店を決めてから、賃借料の交渉、建物の設計、店舗の内外装が確定するまで、とんとん拍子で出店の準備は進んだ。敷地...
値段のひみつ

「スターバックスの秘密」」『Big Tomorrow』連載第4回(2008年12月号)

第4回では、スターバックスを取り上げてみた。米国では高価格がひびいて経営はきびしい状況にある。しかし、日本では、強気の店舗展開を継続している。  リード; スターバックスのコーヒーは、なぜ高くても売れるのか?