ライブラリー

書評・映画評

【新刊紹介】 三浦しをん(2013)『政と源』集英社(★★★★★)

直木賞作家には、ふつうの作家とすごい作家がいる。三浦さんは、「本物の」直木賞作家だ。2006年に29歳で直木賞を受賞している。まだ30代だと思うのだが、この年にして老境に入った人間の感覚がわかるのだからすごい。読み進むうちに、「37歳の若い...
Research & Reports

【ドラフト】 小川孔輔(2013)「テレビを“聞く世代”の発見」『日経広告研究所報』(10月号)

当初は、「テレビはどのように見られてきたのか?:テレビ視聴態度の変遷とテレビを“聞く世代”の発見」というタイトルで書いたドラフトである。今月発売の『日経広告研究所報』(2013年10月号)の「アゴラ欄」に掲載されている。
Research & Reports

『日経MJヒット塾』研修説明会(ミニ講義レジュメ)

10月1日の『日経MJヒット塾』研修説明会の講演レジュメを掲載する。タイトルは「食のビジネスモデル:革新の本質(レビュー)」である。場所は、東京駅隣接のオアゾビル(丸善が入っているビル)。
書評・映画評

【書評】 久松達央(2013)『キレイゴトぬきの農業論』新潮新書(★★★★)

”ひっかかり”の少ない本である。すらりと読めてしまう。理由を考えてみると、著者の頭の中が「すっきり」と整理されているからだと思う。たとえば、野菜の美味しさを決める要素は、単純明快に3つに分解されている。栽培時期(旬)、品種、鮮度で野菜のおい...
Research & Reports

【論文掲載】『ソーシャルメディア時代のテレビ視聴~テレビは本当に視られているのか』(下)日経広告研究所報

日経広告研究所報2013年6・7月号VOL.269に掲載されている『ソーシャルメディア時代のテレビ視聴~テレビは本当に視られているのか』(下)日テレアックスオン執行役員/法政大学大学院兼任講師 岩崎達也 朝日大学マーケティング研究所教授 中...
書評・映画評

【映画評】 スタジオジブリ(宮崎駿監督)『風立ちぬ』「わたしが宮崎作品に感じた”戸惑い”の正体」(★★★★)

封切りから2か月、宮崎駿監督の『風立ちぬ』はいまだ観客動員数でトップを走り続けている。先月末、釧路マラソン(30K)を走る前の夜に、大森のテアトル系の映画館でジブリの新作を見た。映像の美しさに反して、大いなる違和感を感じてスクリーンを後にし...
書評・映画評

【新刊紹介】 田邊学司(2013)『なぜ脳は「なんとなく」で買ってしまうのか?』ダイヤモンド社(★★★)

新刊本を贈られたらすぐにお礼状を書くのが習慣である。ところが、大学は一斉休暇。礼状を出す代わりに書評を書くことにした。「マーケティング・サイエンス学会理事」とカッコ書きにあったから、著者はサイエンス(技術)寄りの先生としてわたしに献本してく...
書評・映画評

【書評】 越谷オサム(2011)『陽だまりの彼女』新潮社(★★★★★)

恋愛小説は読まない。書店でラブストーリーを買い込むなど、およそ考えもつかない。そうなのだが、なぜか親しい女ともだちから、「先生、絶対に読んでくださいね!」と懇願された一冊だった。夏季集中授業時に、駅前の「戸田書店」で店員さんに書名を検索して...
書評・映画評

【新刊紹介】 なかだえり(2013)『駅弁女子:日本全国を旅して食べて』淡行社(★★★★★)

東京駅のステーションギャラリーで購入した本である。刊行は2013年4月8日。少し時間が過っているが、おもしろい新刊本として紹介したい。著者は法政大学工学部建築学科卒(修士)のライターさんである。全国くまなく食べ歩いた駅弁のイラスト集である。
書評・映画評

【書評】 松井忠三(2013)『無印良品は仕組みが9割』角川書店(★★★★)

無印良品の松井会長とは、15年来の知り合いである。最近では、「SPRING」(サービス産業生産協議会)の会合でしばしばお会いする。それ以前には、SC協会やJFMAに関係した会合でお会いすることがあった。無印の花屋さん「花良品」からJFMAの...