日本SC協会(関東・甲信越支部)の講演を本日(2月25日)、秋葉原で依頼されている。そのレジュメをアップする。東京マラソン対応で忙しく、やや準備不足になりかけている。いま急いで、一枚のスライドを付加した。ゼロページの「はじめに」の分である。
講演レジュメ「ショッピングセンターと消費者行動」 2014年2月25日
日本SC協会(関東・甲信越支部) 法政大学大学院 小川孔輔
0 はじめに
(1)2020年までの基本トレンド
・人とモノの移動距離 長く → 短く
・テイスト 洋(エナジー)→ 和(エコロジー)
・住処 都市一辺倒 → 田舎もミックス
・人間の生き方 効率・標準化 → 効果・多様性
・価値観 ディスカウント → バリュー
(2)SCを取りまく基本政策
・自主規制・競争原理 → 計画・組織化
・人口的な美意識 → 景観の自然さ
(3)SCの存在意義(町が担ってきた役割)
・買い物の便利さ
・地域の雇用確保の場
・景観の美
・遊び場
・安心全然な拠り所
1 2010年以降で、SCの数はなぜ減らなかったのか?
(1)予想とはちがっているぞ! その理由を考える
配布資料: 毎日新聞:2014年2月16日号
(2)3.11の意味
(3)SCは、日本の商業の何を代替してきたのか?
2 ショッピングセンターが果たしてきた役割
(1)社会的な役割: 商店街の代替?
(2)便利な買い物: モータリゼーションとともに
(3)百貨店の衰退とSCの発展は同時に起こったのか?
3 わたしたち消費者は変わったのか?
(1)3つの効果
・世代効果 ・年齢効果 ・時代効果
(2)グローバリズムとSC
(3)JCSIデータから見る消費者の変化
配布資料:サービス産業生産性協議会(JCSIデータ2回分)
4 SCと消費者行動
(1)食のイノベーション
配布資料: 日経MJ 2013年11月、2014年1月(6回連載)
マクドナルドの時代は終わった(パワーポイント使用:配布せず)
(2)衣料品小売業の未来
ユニクロとクロスカンパニー
(3)日本人の住生活
ホームセンターの課題
(4)その他