二日目は、旅程表のとおりに過ごした。午前中は、米沢アルカディア1丁目工業団地にある、松川弁当店の工場見学。白衣を来て手洗い3分。爪の間まで、入念に石鹸でごしごし。郡山市にある「幸楽苑」のラーメン工場を見学して以来のことだ。
松川弁当店のご主人は、7代目。28歳で社長に就任。今年で事業を引き継いで17年になる。池袋の調理師専門学校から、築地で三年修業。22歳から3年間、創業の地、JR米沢駅で駅弁売りを経験。
父親が脳梗塞で倒れたので、28歳で社長に就任。いまでは、駅弁以外にも、ラーメン店3店を経営する若社長。亡くなった弟さんにちなんで、米沢ラーメンの店は、店名が三男坊。ちりちりの細麺がうまい。
わたしは、林社長と一緒に冷やし中華を食する。首都圏では、喜多方ラーメンほど知名度はないが、「米沢ラーメンは、醤油味で毎日食べてもあきがこないですよ」(林社長)。たしかに、わたしもこちらのほうがうまい!と感じる。子供のころに、同じ東北地方だったからなのか、秋田の「夜なきそば」であじわった食味である。
お知らせです。東京駅に行きましょう!
5月1日から6日まで。東京駅で、大震災の応援、山形駅弁大会が開かれています。米沢も震災は免れましたが、駅弁の売り上げは、新幹線がとまって半減でした。松川の牛肉弁当を買いましょう。種類はいろいろです。なんでもおいしい。
午後は、アルストロメリアの生産者さんを訪問。錦郡さん。1100坪で9品種のアルストロメリアを栽培。東京大田花き市場などへ出荷。
錦郡さんは、MPSの生産者。栽培記録はもちろん、品種別に採花本数と価格を細かく記録。生産性を見て、品種を更新しています。温室で5束を購入して、詩作品のメリアを5束もいただきました。
ありがとうございます。産直のアルストロメリアを自宅に持ち帰ります。