昼は山形側から裏磐梯山を越えて、桧原湖の脇道を走り、五色沼に立ち寄る。会津坂下ICから柳津に向かう。知る人ぞ知る、桜の名所である。途中で蕎麦やに入る。5~6年前の記憶をたどって、この蕎麦やを発見した。
院生のひとりが、大盛りを頼むも、断られる。「大盛りは今日はできません」と女性の店員さん。蕎麦が足りないらしい(わたしの推論)。
車で来た客が引きも切らない。まだ13時10分である。この時間で蕎麦がなくなるとは、予想より客の出足がよいからだろう。昨日までと人の出が違うのだろうか?
今朝のお帳場で、ご主人が、「一週間前から急に旅館の予約が埋まりはじめんですよ」、と帰り際に常連さんと話している。5月3日から5日まで、連休の後半、宗川旅館は満室である。うれしそうに話していた。
さて、このお蕎麦屋でも、まだ4人分の天ざるが出てこない。5組は待っている。
調理場で蕎麦を打っているのだろうか?われわれの前で座っている隣のグループは、いらいらしている。なかなか商品が来ないからだ。
震災と原発で、客の入りが昨日までは悪かったのだろう。これは、絶対に台所でそばを打ってるぞ! 注文してからすでに30分。あっ、天ざるが来た!