これから、出版記念兼誕生日のお祝い会@銀座「しぇりークラブ」 → 昨日の夜の宴席のこと、、

 銀座のスペイン料理店「しぇりークラブ」で、元ゼミ生たちが、72歳の誕生会を祝ってくれる。10月6日に発売された小説本の出版記念を兼ねている。一緒に祝ってくれるのは、松尾さん、木村くん、森田くん(ここまでは、寄居町の鮎ツアー組)、福尾さん(元秘書さん)、田中ちゃん(初代女ゼミ長)、花畑さん(元大学院ゼミ生、大学院講師)だ。

 

 当初は10人ほどが参加を予定していたようだが、何人かは都合で来れなくなったようだ。わたしをを入れて、全員でメンバーは7名ほど。

 そろそろ集合時間(18時半)が迫っている。急いでここ(オフィスわん)を出なければならない。パーティーがどんな様子だったのかは、後ほど。

 サイン本を6冊抱えて、これからオフィスを出てタクシーを捕まえる。幹事役の松尾さんがレストランに先に来て、わたしを待ってくれているはずだ。サインは、、、その時にすることにしよう。では、、、、

 

 **<ここからは、昨夜の報告になる>

 

 松尾さんとの約束の時間には、10分ほど遅れて到着。小川町の交差点は、夕刻でタクシーがなかなか捕まらなかった。銀座8丁目でタクシーを降りて、「しぇりークラブ」の階段を4階まで上がった。すると、急な階段を下のほうから松尾さんが昇ってくるのが見えた。ふたりして、ほぼ同時の到着になった! 幹事役の松尾さん、早めの準備で合流。ご苦労様です。

 18時10分。2人が到着する前に、もう一人の幹事役、木村君が先に着いて待っていてくれていた。そこから、五月雨式に4人が階段を昇ってきた。18時半に花畑さんが合流して、シェリー酒で乾杯になった。松尾さんと木村君が声をかけてれた7人は、学部・大学院で小川ゼミのコアメンバーである。定年退職した後でも、一緒に遊んでくれる仲間たちだ。

 そうそう、年齢も花畑と田中が一番若くて、わたしとは25歳ほど離れている。しかし、この年齢になると、20歳くらい離れていても、先生と生徒ではなくなってしまう。今宵欠席になった塩原くん、木村(ともえ)さん、徳永さんも、年齢的には似たようなものだ。

 

 わたしの誕生日は、10月23日。昭和26年(1951年)の生まれだ。とうとう干支が6回りして、あと4日で72歳になる。田中ちゃんと誕生日(10月23日)が一緒だ。干支で2回りの違いのはずだ。しかも、田中の息子とうちの娘の誕生日は同じと来ている。7月11日(セブン-イレブン)。これまた、誕生日が同じ日である。偶然とも思えないほど、話がよくできている。

 4時間近く騒いで、何を話したのか? 酔っぱらって、よく覚えていない。そうそう、田中の同期のS君の話と、会計学の神谷教授の対応が、パーティーの最中に話題になった。卒業時に試験で落第しかかったS君の話だ。寛容だった神谷教授は、元気でいるだろうか? 常務理事を終えた後、法政大学の野球部長に就任しているはずだ。

 松尾さんからは、「先生の本を購入したいので、6冊サイン本をご持参ください!」と連絡があった。持参してくれた本にサインをしてみなさんに順番に渡した。木村君だけは、私小説の出演者(寄居町の朝顔市で手に入れた「団十郎朝顔」の苗をくれた張本人)だったから、一冊持参した本にサインをして献本した。

 いずれにしても、お買い上げ、ありがとうございます!

 

 おおうちおさむさんがデザインした本の装丁を、長い時間をかけて皆さんに自慢した。装丁にこりに凝ったため、いくらの追加費用が発生したのかを説明した。自費出版本なので、大内さんには自由にデザインしてもらっている。

 なお、本の「断面3方小口塗り(パーブル)」は、最終的には手作業になった。下町(台東、墨田、葛飾)と柴又帝釈天の参道周辺の地図を、別途にイラストにして入れてもらっている。各章の扉には、消防団員になった「わんすけ先生」のキャラクター(娘の作品)が、章ごとに動き回って回転する凝りようだ。

 デザインにこだわったため、✕✕✕万円ほどのコストアップになった。絶対に回収ができない金額である(苦笑)。そんな説明を元学生たちにしているうちに、時間はどんどん経過していった。

 わたしは、あまりの嬉しさに饒舌になりすぎたようだ。美味しいスペイン料理(大皿のパエリア!)には目もくれず(すみません!)、松尾さんセレクトのシェリー酒とワインで、かなり酔っぱらってしまった。テーブルの上を見ると、7人で5本のボトルを空けていた。

 花畑さんと福尾さんは、ほとんどアルコールが飲めない。なので、5人で5本を空けたことになる。酔っぱらうわけだ。

 

 忘れていた!

 木村君が、板橋市場の仲卸(鈴木商事)さんから、わんすけ先生のテーマカラー(パープル)を基調にした大きな花束を持参してくれていた。それ以外に、各人がそれぞれ思い思いにプレゼントを用意してくれていた。誕生祝いのアイテムがなんだったのかは省略してしまうが、ありがたいことだ。

 大騒ぎをして、誕生会の夜は暮れていった。次回はお返しに、小説・エッセイの舞台になった葛飾(柴又と高砂)に、皆さんをご招待することになっている。寒くなる前、11月下旬から12月初旬にかけてだろうか。今度はわたしが、皆さんが集まれる機会を作りたいと思う。

 ありがとうございました!!