「負けず嫌いな58歳の父が、25歳の次男にハーフでリベンジ!」

来月、6月13日(日)に、北海道美瑛町でハーフマラソンを走る。二年ぶりで、丘を走るマラソンに参加する。定宿の「ペンションWE」に泊まる。ふただび、次男の真継(まつぎ)とのマッチレースである。


二年前のレースは、初めてハーフを走った次男に、1分差で負けた(昨日までは二分差だと思っていたが、タイムを確認したらその差はわずか1分だった)。父は1時間45分、次男は1時間と44分。キャンプ場から山道を走って降りてきて、見通しがよくなる畑の中のフラットな直線コース、11~12キロ付近であっさりと真継に追い抜れた。あれー、こんなはずでは、、未経験で初心者だからと次男の力を侮ってしまった。お兄ちゃんには、同じコースを走って、二度とも楽勝している。前年は、群馬県民マラソンで1時間41分に記録を戻していた。記録が出やすいコースだから、40~41分はかたいと踏んでいた。ところが、追い抜かれると気持ちが萎えてしまうものだ。その後、18キロ付近で足が吊った真継に、それでも最後まで追いつけなかった。前半のダウンスロープで力を使い果たしてしまっていた。前半に飛ばしすぎ。完全な作戦ミスである。ぐじゃじー。

 美瑛のヘルシーマラソンは、1999年から6回、走っている。一回だけ、クオーター(10K)。ほぼ隔年のペースでハーフを走ってきた。真継は、小学生のとき、美瑛町中を走るのワンエイツ(5K)に出たことがあった。かなりいいタイムだった。短距離はあまり速くなかったから、びっくりした。わたしのベストタイムは、二回目参加の1時間39分である。この時は、長男の由(ゆう)と走った。大学生だった長男は、1時間43か44分だった。12キロ付近でわたしが由をかわした。真継のときと逆のパターンである。だから、由は、一昨年の結果を聞いて言ったものである。「そりゃ、真継は有利だよな」。わたしが当時から6才だけ歳をとった分、次男にはアドバンテージがあった。5年前に3人が一緒に走っていれば、たぶん全員が43分前後で、勝負はかなりの接戦になっていたにちがいない。

  さて、今年のレースでは、わたしがチャレンジャーになる。真継の目標は、1時間40分を切ることらしい。わたしは、このところハーフの記録が振るわない。昨年のベストが1時間43分台である。過酷なコースばかりを選んだからだが、それにしてもスピードと体のきれがなくなってきている。ここは、しかし、豊富な練習量と経験の差にかけるしかない。アイリスオーヤマの岡本元室長に倣って、口頭戦術で行くか。(笑)あと一ヶ月である。山形の東根さくらんぼマラソンが、トライアルレースになる。

 前日の禁酒!これがポイントかな。真継は、二年前にはアルコールを自重していた。