【出版予告・続報】N・クレイグ、B・ジョージ、S・スニーク(小川孔輔・林麻矢共共訳『True North リーダーたちの羅針盤 フィールドブック』(生産性出版、2023年12月予定)

 ビル・ジョージ著(2017)『True North:リーダーたちの羅針盤』(生産性出版)は、順調に版を重ねている(現在、第4刷)。同書には、ハーバード・ビジネス・スクールでのクラス討議や、実践的な研修セミナー用に『オーセンティック・リーダーを目指す皆さんへのガイドブック(第2版)』(2015年)が刊行されている。

 

 そこで、昨年12月に、ビル・ジョージ他2人の共著者による『実践ガイドブック』(第2版)を翻訳することにした。目的は、半年前のブログで紹介したように、本編『True North リーダーたちの羅針盤』が外部のセミナーでしばしば利用されていることを聞いていたからである。

 そのようなニーズがあるのなら、わたしたちが独自に主宰して、研修セミナーを開催しようと思いついた。そのため基本テキストとして、『ガイドブック』を役立てることができると思った。半年後のいま現在、ラフな翻訳文が仕上がってきた。もくじの訳文も、以前のものと少々変わっている。

 

 以下に、現在進行中の暫定版を掲示する。この後、6月中旬から7月はじめにかけて、小川の「アフターゼミ」(@神田小川町)に参加している元院生たちに依頼して、暫定版の訳本(180頁超)を通んで内容を評価してもらうことにした。彼らに評価を依頼する狙いは、彼らがわたしたちのテキストを使って、研修セミナーを開催できる土台を作るためである。

 明日、アフターゼミのグループLINEに、暫定版のPDFをアップする。元院生たち(アフターゼミ参加者のみなさん)は、お楽しみに。

 

 

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ニック・クレイグ、ビル・ジョージ、スコット・スヌーク(2015)

『True Nirth リーダーたちの羅針盤 フィールドブック:

 オーセンティック・リーダーを目指す皆さんへのガイド(第2版)』

 

<目次>

 

はじめに フィールドブックを改訂した理由

序章 オーセンティック・リーダーシップの育成が必要な理由

 

第1部:リーダーシップへの旅路

1. 人生経験(ライフ・ストーリー)

2. 道を見失う

3. 試練

 

第2部:オーセンティック・リーダーシップの発見

4. 自己認識を養う

5. 価値感を実践に移す

6. スイート・スポットを見つける

7. サポート・チームをつくる

8. 人生(公私)を統合する

 

第3部:オーセンティック・リーダーシップを実践する

9.「私」から「私たち」への転換

10.志あるリーダーシップ~パーパスを持ってリードする

11.他者をエンパワーしてリードさせる

12.オーセンティック・グローバル・リーダーになる

13.リーダーシップ開発プランを立てる

 

あとがき

付録A このガイドの使い方

付録B リーダーシップ・ディスカッション・グループの作り方

著者について