ストレスが原因? 噛む力が強すぎて、奥歯に亀裂が入った?

 2年ほど前のことです。突然、右下の奥歯に亀裂が入りました。直接の原因は、梅干しのタネを強く噛んでしまったことです。主治医の河角小夜子先生が、治療前に一言。「小川先生は、噛む力が普通の人と比べて、特別に強いんです。固いものを噛むときは、この先も気をつけてくださいね」。

 

 それ以来、かわすみ歯科医院には、3年間、毎月欠かさず通院することになりました。歯の亀裂の隙間から、黴菌が入ってしまったからです。黴菌の繁殖を抑制するため、抗生物質と痛み止めのロキソニンの投薬が約半年ほど続きました。

 左下の奥歯の治療が終わりかけたところで、今度は、右上の奥歯に亀裂が入りました。今度は梅干しが原因ではなく、別の固いものを噛んでしまったからでした。亀裂が歯の真ん中に入ったので、隙間がどんどん広がっていきます。今度の場合は、接着剤で隣りの歯に助けてもらう治療(ブリッジング)になりました。 

 意外だったのは、小顔なのに顎だけが強力だったことです。これだけ強烈な顎を持っている人は珍しいとのことでした。やれやれです。

 

 若いころは、親譲りで歯が丈夫なことが自慢でした。ところが、食物を噛む力が強いことが、大切な歯の保護にとっては裏目に出てしまったのでした。遠因は仕事のストレスと、マラソンのような激しい運動らしいのです。若いころ千葉県に住んでいました。

 そのころ通院していた近所の歯医者さんから、ストレスと運動で歯がすり減っていることを指摘されました。奥歯がすり減っているので、夜中に歯ぎしりがひどいらしいのです。その結果、今回のように歯に亀裂が入ってしまう事態になるとは、夢にも思いませんでした。

 というわけで、かわすみ先生の勧めで、就寝中はマウスピースする習慣が復活することになりました。原因は何であれ、奥歯にクラックが入ってしまうわけです。自分の歯を失ってインプラントになることを避けるためにも、ストレス緩和とマウスピースを採用することにしました。

 

 ここで、ブログ読者のみなさんに質問です。奥歯に亀裂が入ってしまうほど、顎が発達しているのはわたしだけなのでしょうか?確かに、血統的にマラソン選手の家系ではあります。親父も伯父も戦前の駅伝選手でした。従兄たちにも、柔道、剣道、野球で優秀な選手がいました。

 運動選手は、野球の打撃や相手に技をかけるときに、歯を食いしばります。若いときにすでに歯がガタガタになっているらしいのです。元読売巨人軍の王貞治選手が、「ホームランを打つ時に歯を食いしばるので、自分の歯はもうこんなにぼろぼろですよ」とインタビューで話していたこと思い出します。

 実は、昨日、大田花きの内藤育子さん(テニスプレイヤー)とLINEでやりとりをしていました。わたしの奥歯に亀裂が入って、大切な歯の一部が欠けてしまったことを話したところ、内藤さんも同じ症状だったことを知ったのでした。

 内藤さんの場合は、わたしのようなストレスではなく、もともとの顎の骨格から来ているようでした。でも、噛む力が強いという点はわたしと共通のみたいでした。彼女の場合も、亀裂をセラミックで接着したとのことでした。小顔のわたしが、実は顎が発達して噛む力が強いことを意外に感じたようでした。

 

 みなさんに対する質問は、以下の二点です。

1 わたしたち(小川、内藤)のように、奥歯に亀裂が入って治療した経験はありますか?

 ①それはどの部分の歯ですか?

 ②一か所ですか、これともわたしのように、複数個所でしたか?

2 歯が割れてしまった原因は、なんだと思いますか?

 ①ストレスからくる就寝中の歯ぎしり

 ②固いものを誤って噛んでしまった

 ③激しい運動など、歯を強く噛みしめる習慣

 ③その他、遺伝的な体質(父母・祖父母からの遺伝的な体質) 

 

 わたしや内藤さんが特殊なのか? かわすみ先生がおしゃるように、「先生のような方(噛む力が人一倍強くて、歯に亀裂が入ってしまう人)は、けっこういらっしゃるのですよ」の方が正しいのか?

 どちらが本当なのかを知りたいと思います。体験談を募集します。小川のPCアドレス(huko-ogawa@nifty.com)に返信をお願いします。興味津々です。また、亀裂を回避する方法を教えていただきたく思います。このままでいくと、奥歯が次々に失われてしまいそうで、ストレスを感じるとともに恐怖です。