本日は、川内杯栗橋関所マラソン。10kmレースは、3週連続になります。9時ごろに自宅を出発しました。でも、栗橋(埼玉県久喜市)は遠いですね。ゴールタイムは、59分16秒。先週よりさらに10秒の短縮です。余裕をもって自宅を出たはずですが、人身事故による宇都宮線の遅延で、3分前にスタートラインに並ぶ羽目になりました。
結果は、風が強くて参りましたが、3週連続で1時間切れました💦
実は、本日のレースにたどり着く前に、こんなハプニングがありました。帰りの電車の中から、友人たちにスリリングな電車移動の事情を説明した文章です。
いま帰りの電車、宇都宮線です。
27年間、マラソンのレースに出ていますが、こんなことはあまりないですね。例外は、「いずもくにびきマラソン」のハーフを走るため、四国山地で積雪に遭遇したときくらいです。あのときは、ハーフのスタートには間に合いませんでした。
大会事務局に携帯から電話を入れたところ、その一時間後に10Kmレースがあることを知りました。事務局が気を利かせて、10KMレース用のゼッケンを急遽プリントして待ってくれていました。「サンライズいずも」で、会場に向かっていたときのことです。今回は、形はちがいますがそれに近いことが起こりました。
遅延していた宇都宮線ですが、運転士さんが頑張って、10分の遅れを「6分遅れ」までリカバリーしてくれました。もともと11時6分栗橋着の電車が、赤羽駅に入線してきた段階で10分ほど遅れていました。それが、4分頑張ってくれたので、栗橋駅に11時12分に到着。
ラッキー!だったのは、東口の駅前にタクシーが一台だけ待ってくれていたことです。会場まで徒歩15分のところでしたが、タクシーに乗れたので、わずか3分で会場の入り口まで。ワンメーター500円。運転手さんに言わせると、「この時間帯に、栗橋駅前にタクシーが待っていることはほとんどありえない」。
「みなさん、歩いてましたね、、、」と500円のおつりを渡しながら。わたしは、ほぼ3分堤防の上を歩いて、受付でエントリーを完了。その場で、ゼッケンをつけさせてもらいました。さらに、本部テントの脇に、リュックと防寒着を置かせてもらいました。時刻は、11時23分。
トイレに行って準備完了。11時27分。スタートラインに並ぶことができました。しかし、笑、もともと最後尾から第5ウェーブのスタートでしたから、実は11時39分の「よーいドン」だったわけでした。
少しだけ、自慢話をさせてください。わたしの今日のラッキーは、単なるラッキーではなかったのです。冷静な電車選択の判断もありました。宇都宮線で赤羽駅10時6分発の電車が、人身事故で運行休止になったときのことです。その時点で、後続の10時24分赤羽発で、高崎線の高崎行きの電車に飛び乗らなかったことです。一瞬の判断でした。
この電車に乗ると、大宮駅で高崎線から宇都宮線に乗り換えになるのです。なので、ここは運行休止(キャンセル)にならず、10時24分発で遅れてホームに入ってくる、”本来は”赤羽発10時16分発の宇都宮行きに賭けてみました。後発の電車の運転士さんは、絶対に栗橋駅まで行くうちに、列車の遅れを取り戻してくれるだろうと思ったからです。
案の定、10分の遅れが6分のディレイになりました。この判断をしたことの前提として、10KMレースのスタート時刻(11時30分)に間に合わなかったときでも、大会事務局は電車の遅延はわかっているわけで、わたしは遅れてスタートすれば良い!しかも、タイム計測はネットタイム(計測チップ使用)だから、それでも細かくデータは測定してもらえます。
慌てず騒がずに。冷静に運行環境と大会事務居の対応を読んだ結果の勝利でした。
こんなとき、慌てるとダメなんです。はい、運転士さんはもう必死でやってますから。そして、遅延を知らせる赤羽駅のアナウンスが、もうひとつのヒントになりました。
「10時24分の電車の後で、遅れている当駅10時16分発(当初時刻)の電車が4番線に入ってきます、、、」
これでピンと来たわけです。この16分発の電車は、絶対に頑張るぞ!と。案の定、そうでした。運が良かったのは、タクシーがわたしを待ってくれていたことです。これだけは、考えてもどうにもならなかったはずです。運ですね。
あと気持ちがよく走れたのは、川内杯のスタッフの対応が素晴らしかったからです。遅れているわたしを、スタッフの2人がテントに誘導してくれました。また、土手の上で整理してくれていたスタッフも、わたしを受付に誘導ために、先導してくれました。
おかげさまで、困難な条件の下でも、1時間切りができました。のちほど、ランネットのアンケートにこのことを書いて戻そうと思います。川内杯のスタッフのかたには、本当に感謝です。