かつしか文学賞、構成と文章の書き方をモデルチェンジ

 かつしか文学賞(第5回、応募作品)の構成を再検討している。これまでは、下町へ引っ越してから3年間で書き溜めてきた「柴又日誌」を再構成するという方針だった。すでに6章(70頁)まで書き進んでいる。完全に構成を直すのは無理としても、部分的にライティングスタイルを変更することは可能かもしれない。

 

 昨日から、オープニング(幕開け)を微修正をしている。また、第1章「下町生活に馴染む」と第2章「鉄ちゃん家族とマーニーさん」から、セリフを多用するスタイルで書き直している。オリジナルの日記スタイルから、一部をドラマ形式にして、舞台で演技をしている様相にセリフのやりとりを導入した。

 早速、第1章・第3節の「柴又帝釈天の落日」は、内容(コンテンツ)を入れ替えた。「帝釈天の落日」から、「草団子の両餡」をテーマに変えてある。少しだけ、噺にライブ感がでたかもしれない。

 これから第2章の修正に着手する。7節構成を、節数を減らして読みやすくするつもりだ。第3章「ご近所さんの店じまい」も同様な扱いになる。こちらは、葛飾以外の店舗については、全体のボリュームを減らしてみる。

 

 完全な未着章は、第7章「地域と暮らす」だけになっている。この最終章では、①「本所消防団本部」への入団(立東病院での健康診断)、②炭火焼トップの営業再開話、③焼肉屋さんHOKUHOKUのオーク樽「天使の分け前」の話を盛り込む。

 泣いても笑っても、10月8日が締め切りである。2週間先まで、本ブログの更新回数は減りそうだ。そこが終わったら、完全に自由になれる。定年退職から9月末で半年になる。新しい生き方、(=物書きになる!)に挑戦している。

 文学賞が取れるかどうかなど、どうでもよくなってきている(笑)。自分に課した課題(作品の応募)をクリアすることが、第一目標になっている。