一般的には嬉しいことなのだろう。取材と原稿の依頼が、大型台風のように押し寄せている。どんどん来ているのは、読売新聞社のインタビューの撮影と生産性本部の『「値づけ」の思考法』(2019年発売)のアップデータ版の取材記事。どちらもテーマは、昨今の価格改定に関する記事である。
午前中は、ヘアカットだが、その足で神田小川町のオフィスに向かう。午後13時半から、ギャラリーで読売新聞の取材インタビューとカメラ撮影に対応する。2か月前の企画が通ったようだ。昨今の値上げ事情について、わたしがコメントする記事だ。
担当者からは、「発売前に、取材の内容を公にしてほしくない」とくぎを刺されている。かまわずに、取材の事実だけを公開してしまう。内容の公表は、もちろんNGだが。
生産性本部の『値付けの思考法』のバージョンアップも同様のテーマである。世の中のメディアが考えることは、公的な組織であれ、民間の新聞社であれ、それほど変わらない。値付けの原則で考えれば、答え(トレンド)は説明ができる。
一方で、昨年から手掛けている消費者調査で、最終報告書(鑑定書)の作成が佳境に入っている。かつしか文学賞の原稿書きが、尻に火がついている状態である。そんな環境の中で、この手の仕事をこなすことは、結構なストレスになる。
時間がいくらあっても足りない。週明けには、アフターゼミがある。今回は、マーケターの辻中俊樹さんをお呼びして、『米を洗う』の読書会を開催する。場所は、神田小川町のオフィスわんのギャラリースペース。時間は、夕方の17時から。無料である。
終わってから、懇親会でバーカウンターに座ることが、読書会参加の条件になる(笑)。