昨日は期せずして、静岡で”トライアスロン”をすることになった。前日のうちに静岡入り。午前11時半スタートの大井川トライアルマラソン(ハーフの部)に出場。競技場にゴールしてから、島田駅まで足を吊りそうになりながら急いで歩いた。というのも、静岡サテライトの最終講義(100分)が待っているからだった。さらに、夕方6時半からは、あなご屋で「鰻宴会」がある。
ハーフマラソン、100分の講演会、うなぎ会食。これを読み替えると、トライアスロン(=マラソン、バイク、スイム) になる。というわけで、終日の休みなしの静岡デーだった。
1 ハーフマラソン
3年ぶりに完走できた。2時間切りは、最初からあきらめていた。ひたすら完走を目的に、わたしにしては、きわめてコンサバティブに1KM7分のスローペースで5KMの周回コースを4周した。ゴールタイムは、2時間27分07秒。
コロナ前の1時間58分(魚津しんきろうマラソン)から比較すると、信じられないタイムだ。しかし、これだけブランクが空いたら仕方がない。そもそもハーフの走り方を忘れていた。ここから東京マラソンまで、2ヶ月をかけて2時間切りを目指すことになる。
久しぶりで走った後は、しかし、爽快な気分になった。10Kの完走では得られないカタルシスだ。体から不純物がすべて排出された気分になる。意外にも、ゆっくり走ったから、悪化していた膝や腰にダメージがほとんど出ていない。押さえて走ってよかった。
2 静岡サテライトの講演会
午後4時からは、販促研で卒業生10人と再会を果たした。杉山君の販売促進研究所で、90分の講演会を実施。タイトルは、「日本の経営者たち、その生き方経営理念」。リアルとリモートのハイブリッドでの開催となった。このテーマは、イノベーションマネジメント研究科の最終講義と同じ内容だった。
静岡サテライトは、2009年のスタートだった。10年ほど継続していたが、坂本光司教授が退職してから後継者に恵まれず、法政大学として撤退を決めた。静岡サテライトの卒業生たちは、溝口さん(販促研)など小川ゼミ生が残って活躍してくれている。
短い開校期間だったが、その間に両研究科で、毎年20数名の卒業生を輩出している。経営大学院がいちばん輝いていた時代だった。夏季集中講義で、静岡駅前のホテルプレジオに滞在していた。
3 あなご屋で鰻パーティー
講演後は、大久保先生と杉山君、溝口さんとあなご屋に行った。鰻会席の店である。静岡集中講義のときは必ず寄ることにしていた。
5年ぶりでご主人と再会。名物の大井川共水うなぎのうな重をいただいた。そして、今回は、いままで食べたことがなかった、うなぎおの西京焼きとうなぎの燻製(ご主人からのスペシャル)を食べさせていただいた。
駿府マラソンの途中で、うなぎやの看板をたまたま見つけたことがきっかけだった。それから、あなご屋さんに頻繁に寄ることになった。昨夜は、予約しておらず、うざくが食べられなかった。近々、再訪しようと思っている。鰻好きの岩崎さん(エースワン)を誘ってみよう。
というわけで、無事に静岡訪問を終えて、今日からは自宅でリモートワークの通常営業になる。楽しい3泊四日の地方出張だった。こんな息抜きがときどき必要かも。