経営学部小川孔輔ゼミ・最終時限(2022年1月12日午後18時)

 ブログ読者のみなさん。おはようございます。ご報告です。経営学部小川孔輔ゼミが昨日、全ての日程を終えました。46年間のお勤めでした。イケメン、可愛い子に囲まれて、インスタグラムの写真(添付)は、大学院101教室で、最後の「わんこポーズ」です。

 

 インスタグラムにも記録を残していますが、在籍46年間で、わたしが教えた学生の数は約1万人です。2年目からゼミを持つことになりましたので、学部ゼミ生は45年間で約500人。毎年、男女半分ずつで12人を採用してきました。初期のころは、女子は1人~3人くらしでした。

 若いころの小川ゼミの合格基準は、①野球ができることでした。②市ヶ谷キャンパスの構内でキャッチボールをやらせて、玉の速さで合否を決めていました。いい加減な選抜方法だったと思います。助教授としてはたいした業績もないのに、けっこうな人気ゼミでした。若かったからでしょうね。マーケティング論の授業が人気だったこともあり、ゼミは10~20倍の倍率でした。

 大学院のゼミ担当は教授に昇進してからです。1992年に夜間のビジネススクールが出来てからは、たくさんの修士の学生を担当するようになりました。30年間で約120人。大学院のゼミ生は、毎年4人平均です(3人~5人)。夜間のときは、男女半々でしたが、専門職大学院になってからは、男子7:女子3に変わりました。

 なお、私のところで学んで、その後は先生(大学教授あるいは講師)になった院生が20人ほどいます。ドクターや修士の学生たちです。本学でも4人ほど教授職(豊田さん、酒井理さん、並木さん、坂本さん)に就いています。多くの大学で教師をしています。教えの遺伝子は強烈に残っています。

 

 一方で、クラスで教えた一般学生は、学部生と院生を合計すると1万人を超えています。マーケティングや経営学の授業ということになると、学部は45年間で年平均200人。学部は約9000人。大学院は、マーケティング論を30年間ほど担当していました。年間受講者が40人として、合計1200人。すべて合わせると1万人強になります。

 京都女子大(非常勤講師)や早稲田大学(カインズの講座)などでも単発で講師をしています。また、企業セミナー(生産性本部や日本マーケティング協会、日本ショッピングセンター協会、JFMPのビジネス講座など)でたくさんの講座を受け持ってきました。合計すると、マーケティング情報への「濃厚接触者」はすごい数になります。

 たまたまインスタグラムを見ている人で、「その昔、先生のマーケティング論や経営学総論、外語語のクラスにいました!」という元学生が時々現れます! 1万人以上にマーケティングを教えてきたから、それはすごい働きだったのだと思います。

 わたしの授業は、きっと時事的にも話題が生々しくて、面白かったはずです。たくさんの予言もしてきました。20年後に、かなりの確率でズバリ当たってますね。

 

 インスタグラムで、学生たちによる最後のわんこポーズです。

 https://www.instagram.com/p/CYpZUlKv18-/?utm_medium=copy_link