三度目の緊急事態宣言で、リモート作業の頻度がまた増えています。連休中は、本来であれば、大きな仕事(RFの歴史本)に着手しなければならないのですが、思うように体が動きません。本日も整骨院の後で、筋トレでリハビリになります。PCで文章を書く時間を、なるべく減らすようにコントロールしています。
昨日と本日の報告です。昨日は、リハビリのための電動アシスト自転車(Panasonicのベロスター)で、江戸川の土手を散歩してきました。その帰り道、前から気になっていた「山本亭」に寄ってきました。
山本亭は、大正時代の建物で立派な庭園が併設されています。葛飾区柴又の帝釈天裏にあります。個人宅(山本栄之助翁)を葛飾区が買い上げて、一般に公開しています。山本亭は、カメラの部品を作っていた「山本工業」の社長さん宅でした。京成電鉄金町線柴又駅から徒歩3分のところにあります。
滞在時間は40分。大きな庭を眺めながら、ぜんざいとお茶をいただきました。ここが東京都は思えないくらい、とても静かです。風流と呼ぶべきかもしれません。
山本亭のことを、インスタグラムで紹介してみました。こんな場所が、高砂の自宅から歩いて来れるところにあるなんて、実におどろきでした(https://www.instagram.com/p/CN_h8gZALj1/?igshid=arcfgz3xm08c)。インスタでは動画も公開しています。静止画の後で、動画を観て水音と鳥の声を聴いてみてください。
本日は、ネットサーフィンをしていて、ある温泉を紹介したエッセイに出会いました。秋田県(大館市)と青森県境にある「日景温泉」です。この温泉は、わたしにとって思い出深い温泉です。あまりの懐かしさで、友人の皆さんに、思わずつぎのようなメールを書いてしまいました。
「おはようございます。連休中はどこへも行けませんね。山本亭も閉まるようです。葛飾区の所有ですから、仕方がないですね。
この温泉、たまたまネットで見つけました。私にとって、珍田のサン婆さんに連れて行ってもらった懐かしの温泉です。わたしが子供の頃、アトピーで身体中、湿疹ができてました。その治癒に硫黄泉の日景温泉まで連れて行ってくれたのでした。その後も、今は亡き父や母とここに何度も行きました。コロナ明けには是非ともまた行ってみたい温泉の一つです(https://www.asahi.com/and_travel/20210423/332128/)」
振り返ってみると、豊かで恵まれた人生を過ごしてきたのでした。子供のころ(日景温泉)も、いまの時間(山本亭)も、過ごした場所は景観がすばらしい所でした。昨日、食べたものをアップしてはいませんが、そこそこ豊かな食生活を楽しんできたと思っています。
これは、そうした機会を与えてくれた両親(とくに父親)のおかげだと思っています。わたしのインスタをご覧の皆さんは、ずいぶんと道楽をしていると感じるかもしれません。しかし、しばしばの外食もそうですが、普段の食生活が充実しているのだと思います。かみさんの料理の腕前のおかげです。
さて、コロナのために、連休中はどこにも出かけることができません。ひたすら「おうちご飯」を楽しむしかないようですね。近くのおすし屋さんもイタリアンのレストランも、ほとんど閉店になるようです。これで、コロナが抑え込めないとすると、いったいこの国はどうなるのでしょうか?