【柴又日誌】#21: 孫娘の紗楽が発熱、ライオンキングの観劇がキャンセルに?

 神戸から帰省予定の紗楽(さら)が発熱してしまった。インフルかもしれない。とりあえず本日、末っ子の諒と長男の由が先行して帰省することになりそうだ。嫁の奈緒と孫娘のさらのために、ライオンキングの観劇(29日公演)を準備していた。前日にキャンセルはできないだろう。代わりの鑑賞者を探さねばならない。

 

 一か月前から、劇団四季に特別にいい席を頼んでおいていた。楽しみにしていただろうに、奈緒ちゃんと紗楽にはかわいそうなことをした。インフルだとしたら、女性陣の年末帰省は困難になるかもしれない。ふつうの風邪だといいのだが。小学校は休みに入っているはずだから、どこで風邪菌をもらってきたのか。

 わが家の昨夜は、年に一度のふく料理の日だった。山口県では、フグを「ふく」と呼ぶらしい。幸福をもたらすお魚という意味だろう。縁起を担いでの呼称で、フグで福を呼び込む?

 昨日は、2日遅れてのクリスマスパーティーになった。次男の真継が、子供が自分で作れるクリスマスケーキのセットを用意してくれていた。孫の穂高(4歳)が母親(梓ちゃん)の助けを借りて、上手にケーキを作っていた。

 穂高はその前に、ふぐのお刺身を食べていた。4歳でふぐの刺身を食べることができるのだから、この先はどんな舌に成長するだろうか。楽しみだ。

 

 昨日から1月5日まで、年末年始で完全休養になる。こんなに長い休日はめずらしいかもしれない。12月27日~1月5日までの連続10日間、とくにすることがない。でも、ごくふつうのお正月になりそうだ。

 今年は、4月(エイプリルフールの日)に母親を失火で亡くした。その後も、兄弟仲がよかったので、相続などで家族間で面倒なことにならず。母の葬儀も無事に済ませて、それ以外は順調な一年間だった。残念なことがあったとすれば、今年もJCSIの書籍が刊行できなかったことだろうか。

 5月刊行の『「値づけ」の思考法』(日本実業出版社)は、来年中には、台湾版が翻訳出版されることになっている。2年前に監訳出版したビル・ジョージ著『リーダーたちの羅針盤』(生産性出版)は、1000部増刷になった。時間を経て、翻訳文章の簡潔さと内容のよさが高い評価を受けている。

 

 ブログにはほんとど書くことがなかったが、昨年末から「㈱アールビース」(東京都:橋本治朗社長)の社外取締役を引き受けている。社名はほとんど知られていないが、アールビーズは、『月刊ランナーズ』を発行している出版社から、ランニング関連事業にビジネスを拡大してきた家族経営の会社である。

 東京マラソンなど、国内の大規模なマラソン大会のエントリーや計時、大会運営業務を担当している。友人の橋本社長から、去年の夏に社外取締役就任を打診された。会社が再来年のIPO(株式公開)に向けて事業拡張しようとしている。そのためのアドバイザーを引き受けてほしいと。

 今年からは、新しい事業分野(Do!スポーツ)への進出を準備している。11月には、日経新聞と朝日新聞に、両面開きのカラー全面広告を出稿している。橋本社長ご夫妻にとって、70歳を超えてのIPOとなる。日本の健康スポーツをビジネスとして確立するために頑張っている。

 わたしも、非力ながら、そのためのお手伝いをしている。趣味のマラソンが高じて、引退後の仕事と社会貢献が同時にができるチャンスをいただいた。とても幸運なことだと思っている。