【柴又日誌】#57:劇的な快復、2回の鍼治療で足腰の痛みが消えた。

 人形町の「ハッピーマウンテン鍼灸院」(福山院長)で、2回の鍼治療を受けた。今年の2月11日に突然、足腰を傷めてまったく動けなくなった。わくわく整骨院(宮國院長)で整体治療を始めた。そして、7月ごろから、リハビリを兼ねて、近くの24時間ジムに通い始めた。

 

 おかげさまで、細胞が2回入れ替わる半年後(90日×2回)には、5KMくらいの軽いジョギングには耐えられるようになった。8月1日の名古屋では、一年ぶりで5KMレースに復帰できた。しかし、1KM6分半のペースが練習での限界だった。

 東京マラソン2021の開催が、3か月後の2022年3月6日に迫っている。1月上旬まで、21KM(ハーフ)の距離を走り切っておかないと、42KMを完走することはきびしい。そこで、元ゼミ生の福山君の鍼治療を受けることにした。コープデリの木村君が、肩の治療で何度が人形町のハッピーマウンテン鍼灸院に通っていると聞いていた。

 これまで一度だけ、神田小川町でスポーツ系の鍼治療を受けたことがあった。痛くはなかったがあまり効いた感じがしなかったので、その後はわくわく整骨院で整体の治療を受けるだけにしていた。練習には戻ることができたが、10KMを超える長距離を走ることは無理だった。足腰の痛みが消えたわけではなかったからだ。

 

 そんなわけで、2週間前から人形町に通うことにした。最初の治療では、右腰(臀部)に20本、同じく右大腿筋(外側と関節付近)に20本の鍼を打ってもらった。なんとなくだが、関節付近の痛みは遠のいたように感じた。具合は良くなったが、直後に上野で開催された5Kmは回避した。そして、先週の荒川河川敷の10Kmに挑んでみた。

 結果は、1時間2分3秒。後半失速したが1年ぶりの10Kとしては上出来だった。昨日、その報告もかねて人形町まで出かけた。福山院長に、2回目の鍼治療を受けた。今回は、前回の40本のプラスして、腰の治療のために背中から、左右20本ずつ鍼を打たれた。下半身の40本は、20本を打ってからすぐに引き抜くが、腰の治療のために背中に打たれた鍼は、10分ほど引き抜かずに置いたままにしておく。「置き鍼治療」と呼ぶらしい。

 ほんとうは、鍼治療後のアルコール摂取は望ましくないらしい。しかし、昨夜はBAR武蔵@新橋で、へべす(日向産の柑橘類)の商品開発会議で、カクテルを飲む約束になっていた。大量にへべすカクテルなどを飲んだにもかかわらず、腰の状態がとても良好である。膝関節の状態も、10KMを完走した後で残っていた重たい感覚が消えていた。

 

 今週末に、急遽だが、ひとつ10Kレースを入れてみたいと考えている。これからエントリーの準備をしたいと思っている。福山くんによると、急によくなったからといって無理は禁物とくぎを刺されている。しかし、調整のためのレースだから問題はないだろう。

 実に、鍼治療は、これほど効果があるとはびっくりである。福山君の腕もあるだろう。実は、同じく転んで膝痛で苦しんでいる河角先生(@八丁堀のかわすみ歯科医院長)に福山君の鍼灸院を紹介してあげている。