足腰を傷めて遠出ができない。運動も食事も近場で済ますことが増えた。半径3KMの経済圏での生活である。もっとも頻繁に行く場所が、駅前の24時間ジム「DIYGYM24」。チェーン店ではなく単独店らしい。オーナーもウエイトトレーニングをしているので、ときどき商売のことで話をすることがある。
はじめは、おっかなびっくりで始めた。3か月筋トレをサボって、ランニングだけ月間208KMを走ったからだった。フィットネスジムを2か所契約しているが、30分以上をかけて通うのが面倒くさかった。コロナの時期で、あまり電車で遠出もしたくなかった。しかし、大反省である。35年間続けてきた筋トレの習慣は、やはり体に染みついていたようだ。
筋トレを辞めた途端に、筋肉が緩んでしまったからだろう。急に関節と腰痛に悩まされるようになった。反省の意味で、近場でトレーニングを始めることを決意した。
あれから三週間。いや、はじめたのが3月16日だったから、気がついてみればすでに4週間。足腰が動かなくなった直後より、筋トレとトレッドミル走をはじめた。最初は負荷をなるべくかけないようにしてきた。過重負荷は通常の3割減でスタートした。
昨日のメニューでは、ゆるやかに負荷をかけ始めている(*→が前後を表している)
1 柔軟体操 全身のストレッチ
左右の大腿骨周り、骨盤伸ばし、両腕伸ばし、その他
*これまでは、ストレッチをやらずにすぐに腹筋へ
2 腹筋abs 100回×1セット
*ここまでが準備運動
3 ブルダウン 20回×2セット 30kg
4 レッグエクステンション 20回×2セット 45kg←35kg
5 レッグカール 20回×2セット 40kg←35kg
6 レッグプレス 30回×2セット 64kg←59kg
7 スミスマシーン 20回 2セット 30kg
*ここまでがウエイトトレーニング(35年間継続してきたメニュー)
8 ウォーキング 1.5km 時速5.0km/h
9 ジョギング 1.0km 時速8.5km
*当初は、ウォーキング1~2KMのみだった
これを隔日(一日おき)で実行している。その間の日は、電動アシスト自転車で、江戸川の土手などを8KM~15KM走っている。最も遠くは、押上のスカイツリーまで自転車で行くこともある。その日だけは、サイクル遠足が半径5KMになる。結構楽しいものだ。
おかげさまで筋肉が戻ってきたようだ。このごろは、ようやく駅前まで歩いていけるようになった。わずか300M程度ではあるのだが、2か月間は、自転車をスーパーの駐輪場において電車に乗って出かけていた。わくわく整骨院の宮国先生によると、「人間の体は、100日で半分入れ代わるから、そろそろ戻ってきますよ」とのこと。
その言葉に期待して、整骨院通いと筋トレを続けている。われながらストイックだと思いながら、筋力の回復を待っている。アールビーズの平畠さんから送っていただいた「サポート用ベルト」(ZAMST)を腰に巻き付けながら、このブログを書いている。
オリンピック競泳の池江選手のことを思えば、わたしの足腰の負傷など大したことではない。彼女の活躍には実に勇気づけられる。「努力は必ずや報われる」。