法政大学は、3月24日が学位授与式(卒業式)だ。就職してから44年になるが、入学式は4月3日、卒業式は3月24日と変わることがない。式典の場所も日本武道館で不変である。今年は暖冬で桜の開花が早まっている。卒業式は3分咲き、入学式のころは散り始めていることだろう。桜の見ごろは来週はじめになるだろうか。
3年前に大学院の学科長を降りてから、大学の公式的な行事に参加することがなくなった。学位授与式にも入学式にも、この3年間は出ていない。本日も、午後から大学院の歓送迎会から大学に出ていく。
本日も、アルカディア市ヶ谷で行われる「経営大学院学位授与式」から式典に参加する。そのあとは、夕方17時半から開かれる「大学院の謝恩会」(1年生が準備)に出て、夕方19時半からは、学部ゼミのお別れ会になる。いつもの素材屋だ。
いつものことで毎年、この日(3月24日)はさみしい日になる。学生たちと濃密な2年間(1年間)を過ごしてきたからだ。この日を境に、学部ゼミ生やビジネススクールの院生とは、毎日のようには顔を合わせることがなくなる。
卒業してからすぐの6月には学部ゼミのOB会が開かれる。そのときには、ぜひとも顔を出してほしい。学生によっては、思い出したように連絡が来るのもいるが、原則的に彼らは別の世界で仕事を始めることなる。新しい世界で立派に活躍してほしい。
ちなみに、卒業式の本日、徳永三貴さんが結婚する。彼女は、法政大学経営学部の卒業生である。そして、現役の大学院生でもある徳永奈美さんのお嬢さんだ。お兄さんの徳永泰正くんも、おなじく経営学部の卒業生である。わたしは親子三人の面倒を見たことになる。
昨日、お祝いのメッセージを、母親の奈美さんに送ってある。三貴さんの披露宴で紹介されることになるだろう。新しい門出に花を添えよう。末永く、お幸せに。