日々の活動記録

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吉野家は牛丼の単品経営で押し通すべきである

吉野家が在庫払底のため、牛丼の販売を中止してから2ヶ月が過ぎようとしている。味へのこだわりから、米国産の牛しか使わないという経営判断に世間は同調したかのように見える。しかし、消費者は冷たいものである。おいしくない豚丼には見向きもしない。
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大学教員であることの私的価値

朝起きて、何年ぶりかで新聞を隅から隅まで読むことができた。世の中ではいろいろな事件が起きていることがわかった。
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「計画されない未来」: ヒットメーカー社長、熊谷美恵さんの祝辞

小雨が降りしきるなか、法政大学の学位授与式が昨日(3月24日)、日本武道館で行われた。学部長として最後の公務である。九段下の駅で降りて、北の丸公園の桜を左に見ながら坂道を上っていった。
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中国への日本ブランド移転物語(13) INAX

国内メーカーが中国に進出するとき、日本では実現できない事業形態を選択することが可能である。一例をあげれば、納品先の小売業者に気兼ねなく、メーカー自らが消費者に直接商品を販売することである。
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学部長日誌(最終版)

本日(第12回学部教授会)をもって、学部長としての仕事が終わりになる。武道館での卒業式(24日)は残っているが、その場はただひな壇に座っているだけである。
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花き産業の今と未来: 祭りが商談の場に変わる日を期待しながら

花のデザイン雑誌『月刊フローリスト』(誠文堂新光社)が創刊されてから、4月で20周年を迎える。実は、花の産業に関わることになって数年後に、当時編集長だった菱川元さんに頼まれて、同誌の巻頭コラム<WAVE>を執筆していた。
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アンディ松井(世界一のラン生産者)のこと

アンティ松井(69歳:松井としきよ)は、何でも世界一が好きである。奈良県から農業実習生としてカリフォルニアに渡って、今なお米国で活躍し続けている唯一の日系花生産者である。
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洞戸村の水を飲んで直った?: なぜか治癒した肝臓血管腫と花粉症

毎年恒例にしている定期検診(日帰りドック)が、今年は少し遅めになった。入試業務で時間がとれなかったからである。いつも1月下旬から2月上旬にかけて、自宅近所の「白井聖人会病院」にお世話になっている。今年は、それが2月下旬にずれ込んでしまった。
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環境に優しい花作り(オランダ発MPS規格)

ヨーロッパでは、「環境対応の花作り」(MPS)が始まっている。循環型農業を導入するうねりの中で、きわめて自然な動きである。MPSは、欧州諸国にとって動植物の生態系と自国の産業を同時に守るための最終兵器である。
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中国へのブランド移転物語(12):上海伊勢丹(後編)

「チェーンストエイジ」(2004年3月15日号掲載予定)  2003年秋、伊勢丹が中国に進出してから10年目を迎えた。外資系百貨店が苦戦を強いられるなか、伊勢丹の中国事業は順調に業績を伸ばしている。