友人から教えてもらった郷土ネタである。佐藤祐輔(ゆうすけ)さん、秋田生まれの若社長で東大文学部出。秋田ではめったに見つからない希少品種だ。わが県にはベンチャー気質がないからだ。秋田で最も古い酒蔵のご子息で、新政の8代目。
潰れかけていた酒蔵が、続々とヒット商品を出し始めている。いつか会ってみたいものだ。どうして突然変異が起こったのか、聞いてみたいものだ。
わが県は、水もコメも女性もきれいなので、がつがつ働く人間が生まれにくい。キャラクター的にも、創造性にも乏しい。それが、こんなふうに活躍する青年が生まれている。
それも、大学の後輩にあたる。そのうえで、さらに素晴らしいのは、法学部や理学部卒ではなく、まるで青森県や山形県のお株を奪うように、文学部卒ときている。すばらしいキャリアだ。写真だけだが、面も悪くはなさそうだ。
<ネットから経歴を引用>
佐藤祐輔(さとう・ゆうすけ)
新政酒造 代表 1974年秋田市生まれ。東京大学文学部英文科卒業後、フリージャーナリストとして雑誌を中心に執筆。32歳で日本酒の魅力に惹かれ、広島の独立行政法人「酒類総合研究所」研究生を経て、2007年に父親が営む「新政酒造」に入社。「亜麻猫」「No.6」などの斬新な日本酒を研究し続け発売し、全国から注文が耐えない人気の酒造に。地元酒蔵の若手経営者5人で「NEXT5」を結成し、技術や経営の情報交換などを行い、共同開発の日本酒を販売。2012年から8代目として現職に。