本日(11月21日)の午後13時から、大学院授業で中野講師からは次のような討議課題が出されます。ロック・フィールドの創業者・岩田弘三会長(80才)の後を後継者たちがどのように事業を継承していくのか?これが第1課題です。第2課題は、「未来サラダカンパニー宣言」(2012年)の先に予想される商品戦略の変更についてです。
時間が限られる中での討議になるが、ふたつの課題に応えてほしい。そのためのグループ討議を行う(7グループ編成)。
1 事業の継続(Q1)は、ほとんどのオーナー企業にとって普遍的な課題である。また、
2 事業領域の選択・変更(Q2)は、企業の未来を決めていく大事な決断になる。
<WORK/SHOP 課題>(中野さんからのメッセージ)
①創業経営者のDNAをいかに次代につないでいくのか。
創業経営者の後を後継社長を指名して、会社の運営をしている。
◆マジョリティではなく、マイノリティの方にビジネスチャンスがある。(神戸コロッケの事例)
◆会社の成長を牽引してきた百貨店ギフトからの撤退
◆デリカテッセンから、サラダへ日常的な惣菜への転換(過去の延長線上での考え方の否定)
◆こうした大きな変革、経営判断の歴史のある中で次第に集団での合意形式になりがち。
Q1*サラリーマン化しがちな経営幹部・社員にどのように創業者の想いを経営に引き継いでいくのか。
②2012年7月、サラダ・カンパニーを表明。
しかし、サラダの分野では一定の評価を得てきた。
これから、百貨店や駅ビルなどの成長が予想できない中で、MD政策として「サラダ+料理」を成長の柱にしたい。
Q2: 2012年にThe Mirai Salad Companyを宣言。
料理(デリカテッセンの歴史)の経験の無い若い社員に
どのように「サラダ+料理」の買い合わせを理解せしめ、浸透させるべきか。