秘書の福尾(美貴子)から教えてもらったのだが、マラソンの映画が公開になるらしい。原題を彼女にたずねてみると、「De Marathom」(オランダ語)だった。要するに、これって直訳すれば、「ざ・マラソン」(TheMarathon)ではないか!これは、ランナーとしては絶対に行かねばなるまい。
さっそくだが、「人生はマラソンだ!」の公式サイトにアクセスしてみた。
ロッテルダムマラソンは、いつかぜひとも参加せねば、となってしまう。でも、4月開催だから、来年まで待つしかない。4月のオランダは、けっこう肌寒いし、まだまだ暗い。いったいどのあたりを走るのだろうか?
高い堤防の上?チューリップのキュウケンホフ公園の中?跳ね橋の下(笑)? オランダには、仕事柄10回以上は行っている。トータルの滞在日数でも一か月にはなるだろう。だから、マラソンのコースを考えてみるだけでも、とても興味がわいてくる。
以下は、映画の公式サイトから引用だ。しかし、人口数百万人程度のオランダで、封切りすぐに、30万人の観客動員があったらしい。これはすごい。
<作品について>
2012年10月オランダ本国で公開されるや、口コミで日に日に動員を増やし、公開一か月後には『007 スカイフォール』に次ぐ第2位に2週連続ランクイン。10週以上のロングランヒットとなった『人生はマラソンだ!』。
「オランダ・ナショナル・フィルム・アワード」では観客賞、批評家賞、助演女優賞の3部門を獲得した本作が“マラソンブーム”に沸く日本にいよいよ上陸します!
『フル・モンティ』では失業した男たちが文字通りひと肌脱ぎ、『フラガール』では女性たちが町興しのためにフラを踊りました。そして今夏、メタボなオジサンたちが、愛する家族と仲間のために、フルマラソンのゴールを目指します
<ロッテルダム・マラソン>
毎年4月に行われ、エリートランナー、一般市民ランナー合せて、2万人以上が参加する、オランダ最大のマラソンレース。日本人選手とも縁が深く、90年には谷口浩美さんが男子優勝、02年には大南敬美さん、07年には大南博美さんが女子優勝しています。
制限時間は5時間半。基本、制限時間のないホノルルマラソンや東京マラソンの7時間と比べると、中級者向けとも言える大会です。ちなみにコーチのユースが「試走」に選んだアムステルダム・マラソンの時間制限は6時間。
ギーアたちが、結局ぶっつけ本番でロッテルダムを走ることになるのは、映画を見ればお分かりの通り。