『フラワーマーケティング入門』の見本が刷り上がる(+2㎝)

 新出さん(成文堂新光社)が研究室まで、見本を持ってきてくれた。かわいい表紙に仕上がっている。この本の装丁はシンプルに帯をつけない。発売は4月12日。書店には13日ごろから並ぶ。3冊しかないサンプル本の一冊を、研究室に来た弟子の石川知穂に渡した。

 差し迫って、花ビジネスの入門書が必要な状況にあるらしい。事情がよくわかっているので、石川さんは特別扱いにした。しっかり勉強しなさいね。
 ちなみに、JFMAの会員には、わたしから本書を一冊ずつプレゼントすることに決めた。こうして本が出版できるのも、13年間、JFMAやMPS、IFEXにお付き合いいただいた皆さまのおかげである。感謝の思いを込めて贈呈させていただく決断をした。
 JFMA会員と事務所スタッフ、理事の皆さんの分を含めて250冊になる。誠文堂新光社さんからいただく予定の印税は、ほぼ全部、JFMA会員に還元することに。

 ところで、アマゾンにはすでに「書誌情報」がアップされていた。ここに添付しておくことにした。本の「厚さ」は、書誌情報に書かれていないが、2㎝ちょうどである。先月発売の、翻訳書(ランガン著『流通チャネルの転換戦略』ダイヤモンド社)は、厚さが3センチである。
 今年は、4月にしてすでに5㎝が積みあがった。たぶんこれまで書いた40冊の本の累積では、身長の半分(80センチ)を超えているはずだ。できれば、新書をあと1冊(1㎝)と専門書を2冊(2×2㎝)=5㎝が目標である。
 今年中の合計で、さらに10センチを積み上げてみたい。わたしに残された時間は、あと14年しかない。

 なお、わたしからお願いした「書評組」(本ブログで募集済み)には、14日に完成した本が届くように手配してある。こちらもお楽しみに。

 本日から、熊本の菊池に移動する。因縁のハーフマラソンを走るためだ。

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『フラワーマーケティング入門: 花が売れるしくみのつくりかた』
小川 孔輔 (著)

内容紹介
長引く不況の影響を受ける花業界だが、鮮度保証やMPSなど上昇に向けて新しい仕掛けが次々に産まれつつある。それらを先導する日本フローラルマーケティング協会(JFMA)の設立者・代表である筆者が、花業界で生き残るために必要な知識や取り組みを専門であるマーケティングの視点から読み解き解説する。
月刊『農耕と園芸』の連載”JFMA通信”で取り上げたMPSやIFEX、海外産地の最新情報などに加え、フラワーバレンタインなど最新の仕掛けも解説する。前著『花を売る技術』以降、激動した花業界の状勢も含め解説する。

著者について
法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科教授。国内最大級の花業界商談会”IFEX”の主催や、花産業の総合認証”MPS”日本導入など、日本の花を盛り上げ販売拡大に取り組む「日本フローラルマーケティング協会」(JFMA)を創設。専門であるマーケティングの手法を取り入れた仕掛けを次々と繰り出し続けている。

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登録情報
単行本: 288ページ
出版社: 誠文堂新光社 (2013/4/12)
言語 日本語
ISBN-10: 441671338X
ISBN-13: 978-4416713389
発売日: 2013/4/12