『フラワーマーケティング入門』(4月21日発売)の「もくじ」ができました

 拙著『フラワーマーケティング入門』の「目次」があがってきた。サブタイトルは、「花が売れるしくみのつくりかた」。「誕生日に花を贈ろう」から本書ははじまる。フラワーバレンタイン、ミモザの日とつづく。読者プレゼントは、まだ4人分(3月9日、朝6時現在)の枠が残っている。

 タイトル見出しとページ番号は、初校時(暫定)のものである

 まえがき……2
第1章 日本人よ、もっと花を贈ろう……7
 誕生日に花を贈る習慣……8
 東京マラソンで花贈り……12
 ミモザの日:春を告げる黄色い花を贈る日……6
 大震災の後のいまだからこそ、人々の心を癒す効果を花に託して……20
 訪問の手土産にお花を持参するメリット……24
 本物のバレンタインをはじめよう……28
 2012年フラワーバレンタイン雑感……30
 フラワーバレンタインからの教訓:わたしたちは誰と戦っていたのか?……34

第2章 リサーチから読み解くフラワービジネス……41
 バラの命名権の売買ビジネス……42
 現代版八百屋さん、野菜ソムリエという考え方……46
 店舗観察の方法と基本ルール……50
 IKEA meets JAPAN イケアの日本進出戦略と環境への取組み……54
 フラワーショップと美容院の複合店舗……58
 風で織るタオル:池内タオルとの不思議な縁……62
 ネットの中の季節感……70
 私たちに欠けているもの:「ペガサスクラブ」に学ぶ理念と流通運営……74
 ヤオコー上里店、徳島すだちの店頭プロモーション……78
 ヤオコー新座店で、切り花全品の鮮度保証販売がスタート……82
 仏花は不滅である しかし物日の店頭は急激に変わっている……86
 「震災復興支援プロジェクト」の実行……90
 花の座:古き良き日本旅館のホスピタリティ……94
 隠密行動型の経営スタイル……98
 観光(集客)と環境保全をどのようにバランスさせるべきか?
 プライベートガーデンの未来像……102

第3章 フラワーマーケティング実践:JFMAの挑戦……107
 米国版 MPS:ベリフローラ……108
 アジアフラワー会議:アジア消費市場の課題は同じ……112
 動物の病院、植物の病院、会社の病院……116
 MPS -JAPAN 設立にゴーサイン(ドイツ・エッセン会談報告)……120
 言葉の力:Shall we flower?……124
 メディアの力:好調な出足、MPS フローラルマーケティング㈱……128
 「IFEX2006」、出展社、参加者ともに大幅増で閉幕……132
 JFMA のフリーペーパー ”In Flower”、創刊……136
 創設から7年経過、新しいステージへ向かうJFMA の活動……140
 他業種とのコラボレーションが新しい地平を拓く……144
 IFEX2007 の成果:日本の花き展示会がオランダ、中国に勝利した日……148
 環境保全や社会貢献のためだけではない、農業経営のための MPS……152
 大手花き市場が MPS の流通認証を取得したことの意味……156
 MPS への参加は、事業継続を意思表示するシグナル……160
 MPS 審査官の一日:GPA 認証実地審査への同行……164
 輸入品への対抗措置として、オランダの農家が再度 MPS 取得に挑戦……168
 花業界に「ワークスタイル・ファッション」を広めたい……172

第4章 変わる世界の花ビジネス地図……177
 知的所有権に対する中国政府の態度変容:商標に関する”先顧主義”の放棄……178
 第8回中国国際花卉展示会:北京雑感……182
 タイ セトコンファーム、斉藤農場訪問記……186
 ボゴタ・コロンビアからの手紙:自由貿易の思想・理念は今後とも持続可能か?……190
 巨大花市場の合併に〝生産者組合〟がゴーサイン……194
 本庄修さんのこと:中国とウォルマート観……198
 JFMA 国際セミナー「ヨーロッパの超元気なお花屋さんに学ぶ講座」報告……202
 JFMA 南米ツアーから:5年後に世界の花産業の地図が塗り替わる!…… 206
 世界の花業界で、根底から何かが変わりつつある……210
 欧州ツアー視察報告:イギリス花産業の今……214
 オランダの花き産業に復活はあるのか?……226
 スイス最大の生協、ミグロ(MIGROS)訪問記録@チューリヒ……230
 国際チューリップシンポジウム@トルコ共和国、シンジャン郡(アンカラ郊外)……234
 オランダとドイツの市場統合:その後日談……238
 台湾の花博会場から−QR コードは国際標準だった……242
 エチオピアの花産業:日本に向けて有望な供給基地の可能性……246
 経済危機の中での欧州の花産業……250

第5章 これからのフラワービジネス……255
 『有機農産物の流通とマーケティング』の出版経緯……256
 安代のリンドウ:日本からの切り花輸出事業が初めて通年で黒字に転換……260
 10年ぶりで再開された”フラワービジネス公開講座”……264
 日米の実験データで検証?:「フラワーセラピー」の効果……268
 日本チューリップ協会の設立:会長就任とスピーチ原稿、その後……272
 平成22年度の花き産業振興方針が固まる……276
 新日本流通SC バケットシステム、事業の撤退を決定する……280
 切り花の国際価格と為替変動リスク……284