【事業継承者募集!】 秋田料理の店、男鹿半島本店からのお願いです。

 先ほどのブログ記事(7月16日)ですが、これには大事な追伸があります。男鹿半島の大将(堀騰さん)からのメッセージです。昨夜、門前仲町の店に入るなり、「小川くん、二年後に店を閉めることにしたよ」と聞かされました。ほんとうにびっくりでした。

 

 ここ数年、堀さんは糖尿病で苦しんいたようです。本人はアルコールも控えていましたが、このごろ親しくなった奥さんからも、「もうわたしたち、体が動かなくなって」と。ちょっと寂しい言葉を聞かされました。

 今年になって、わたしが常連さんだったふたつの店(おでんの呑喜、京都の一駒さん)が店じまいをしています。このままだと、男鹿半島が閉店の三軒目になります。まだ閉店までは二年ありますが、そのような話を聞くと、実にさみしくなるものです。

 

 大将と奥さんにわたしから提案をしてみました。「ブログで、事業後継者を募集してみていい?」と。

 そんなわけで、読者のみなさんへのお知らせです。 身近なところにいる料理人のかた、あるいはいまの職業は食の分野でなくともかまいません、本人でもよろしいらしいです。門前仲町の秋田料理「男鹿半島」を引き継いでみたい方はいらっしゃいませんか?

 三店舗あるうちの二店舗(東陽町店など)は、すでに事業を他の方に譲ったそうです。引き継いでほしいのは、門前仲町にある本店です。閉店までは、残りがまだ2年近くはあります。もし秋田料理の店をやりたいのであれば、仕入れルートなどはそのまま引き継ぐことができるように指導してくれるそうです。

 

 東京に住んでいて、本格的な秋田料理を食べていたい。わたしたちのような秋田県人のために、お店の後継者をご紹介ください。「50歳前後から。子供さんが学校を終わったくらいの年あたり」(堀さん)。

 ちなみに、堀さんのことを書いたわたしのエッセイ(北羽新聞)は、以下のブログに転載してあります。ご覧ください。 

 

   「大将は能代生まれ」『北羽新報』(2017年1月号)

 https://www.kosuke-ogawa.com/?eid=4147#sequel