昨夜は、東京の街を、お台場から皇居を迂回して麹町(ランナーズステーション)まで走る18KMレースに参加した。年間50回参加を目指しているので、むりくりに都心の夜間走行を経験している。夏休み期間中には、公式レースへの参加が30回を超えるだろう。
夜の東京を走っていて、気がついたことがいくつかあった。ちなみに、参加者は、約60人。キロ6分から7分の走力に合わせて、4組に分散して走った。案内役は、ランステ麹町のボランティアメンバー。その中に!なんと、サントリーの村瀬部長(ワインインターナショナル)がいた。
東京の湾岸から下町は、意外に元気だった。
予想していたことだが、お台場から出て東京駅まで。隅田川には、たくさんの橋がかかっている。渡ったのは、月島大橋、中央大橋、佃島大橋、清澄大橋など5本。細かなのは、もっと多かったかも。
それぞれの橋は、ライトアップされていて、東京タワーとスカイツリーが一緒に眺められた。6分30秒のペースで走ったランナーの誰かが言っていた。「ライトアップでは、東京タワーが勝っている!」
確かにそうだった。近くを走っている限りは、両橋が二倍の身長差があるとは感じない。テッペンの標高でいえば、約300Mと600Mだろう。しかし、暗闇の中では、ほぼ同じ高さに見える。
ランステの企画者が、なるべく信号を避けてコース取りをしたらしい。隅田川沿いの土手沿いの道や、月島・佃島の路地裏を走っていく。公園の中などはうす暗いのだが、細い暗がりを出てくると、昭和のにおいがする居酒屋や、こじゃれたイタ飯屋などが、道筋に点在している。
湾岸沿いの下町には、高層マンションが立ち並んでいる。新しく移ってきた気あ住人が、たぶんそうした新しい店のお客なのだろう。東京下町の新住民は、年寄りと若者のミックスで構成されている。
交通の便利さと食文化が充実している東京下町は元気がよい。スカイツリー現象が、その象徴である。わたしもそろそろ移住しないと。夜中にサンダルで出て、すてきなすし屋でいっぱい。
そんなことを考えながら、8時40分には、麹町のランステにゴールイン。いつもやらない、クールダウンの整理体操?生理体操に加わった。準備体操もしたので、今朝はあまり筋肉がこりこりしていない。
今日も東京は35度近くになりそうだ。知床とえらい違いだ。知床の武藤さんからは、小麦畑の写真が送られてきた。
これから、都心に出て、映画か落語でも観に行こうかな。一昨年から、演劇や映画を見る機会が増えた。