鹿沼さつきマラソンにて、12週間連続で公式レースを完走しました!

 本日のタイム(ハーフ)は、1時間47分47秒。これで、2月の東京マラソンからはじめて、12週間連続で公式マラソン大会を完走したことになる。順位はわからず。暑かったから、60代男子ではかなり上位のはずである。4回目の出場だが、個人最高タイムである。



 完走したあと、北関酒造(本社:栃木市)の鈴木誠人(すずき まこと)専務と、栃木インターで待ち合わせた。院生の川村君のプロジェクトのためである。新しい品種のお米をお届けした。日本酒造りに適するかどうかを見る、栄養分析のためである。
 ご一緒にお昼を食べたのは、「前日光和牛」という名前の牛肉である。存在を知らなかったが、ごちそうさまでした。いただいたおそばも、おいしかったです。

 北関酒造は、栃木県の栃木市にある。40年ほど前に、栃木県にある3つの酒蔵が合併してできた清酒メーカーである。販売額では国内17番目になる。
 大手コンビニや量販店向けに、日本酒(OEMブランド)を造って供給している。大吟醸酒のようなプレミアム自社ブランドも持っている。飲んでみた仲間からも、味は好評である。実際においしかった。
 鈴木専務とは、大学院生のプロジェクトがきっかけで、偶然にお会いすることになった。わたしは、「北関さんとして、鈴木さん、日本一を目指してください!」とアドバイスをしている。
 ご本人も、韓国や中国本土など、世界に打って出ようとしている。それを実現できる設備と人材もそろっている。たぶん最大の課題は、基本的なビジネス戦略とブランド力である。
 「清酒業界のユニクロに」とわたしが言ったら、ご本人は、「いや、コカコーラです」(笑)とお答えになった。いまでも、ウォルマート、メトロ、セブンイレブン、カインズの扱いでは、ナンバーワンである。ただし、すべてPB供給になる(一部は、CB:ダブルチョップ)。したがって、自社ブランドとしてはまだ弱い。

 昨日帰り際に、日本酒メーカーの若旦那さん(鈴木専務)から、なんと、アイスワインをいただいた。鈴木さんは、提携先の中国企業と日本酒ビジネスをはじめている。中国出張からの帰りのおみやげである。しかも、フランス産の甘口ワインときている。
 日本酒ビジネスも、国際的になる気配を見せている。鈴木さんの世界進出を応援したい気持ちになる。

 本日は、これからヤオコー川越本社で、川野幸夫会長のインタビューである。金曜日にカインズの土屋裕雅社長のインタビューが終わると、「販売革新」(特集号)の取材はすべて終わりなる。土曜日からは、ベトナム出張である。